オーディオ・シグナル・ジェネレータ V1.7
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音響映像設備の工事後の検査で使える2chオーディオシグナルジェネレータをCycling'74 Max8で作成しました。 設備での音声入力はLRがちゃんと分かれて聴こえるか?片チャンネル極性逆でモノラルサミング時に音が消えるか?などテストを行う必要があり、それらをPC上で簡易的に確実に行える仕様を目指しました。アウトプットデバイスの変更でノートPCのヘッドフォン用3.5mmステレオミニ出力とHDMI音声出力の両方でチェックが可能です。 Maxのパッチも含まれていますので、改変は自由です。 ●動作環境● Windows・・・.exe(1)または.mxf(2)で単体動作、※1 Maxで編集(3)可能(要Maxの知識) Mac・・・動作確認していません Windowsで実行した際にmsvcr140.dll、msvcp140.dllがありませんとエラーが出る場合は、下記リンクを参考に「exe化した際に必要なdll」→「VC_redist.x64.exe」を実行し、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールしてください。 機能説明 ・POWER オーディオ機能のON/OFF 切り替えです。ドライバを切り替えた際にOFF→ON の操作が必要な場合があります。 ・ZOOM 縦が画面内に収まらない場合、こちらでGUIを70%縮小できます。 ・Always on Top ウィンドウを常に最前面に表示させたい場合にオンにします。 ・AUDIO SETUP ドライバや出力デバイスの設定を行います。 ・SOURCE SELECT 出力波形を選択します。 1.サイン波( 周波数可変) 2. ピンクノイズ 3. ホワイトノイズ 4. 極性( ポラリティ) 試験信号 ・SINE WAVE SET 「SOURCE SELECT」でサイン波を選択してる時のみ有効な周波数設定です。 100Hz、1kHz、10kHz は一発設定ボタンを設けています。選択可能な範囲は10Hz ~ 20000Hz(20kHz) です。数字の部分をドラッグし上下に動かすと任意の周波数に変更が可能です。選択中は数字の手入力も可能です。上下の三角ボタンは周波数を1Hz づつ変更ができます。 ・PAN POT 信号を左右どちらのチャンネルに振り分けるかを調整します。 ・OUTPUT GAIN 出力レベルを調整します。左側のON ボタン・極性反転ボタンはLR 独立しています。SET では表記されているレベルに合わせることがで きます。 キーボードの上下キーで0.1dB 単位での増減ができます。 ・OUTPUT METER 出力メータです。0.1dB 単位で正確に確認が可能です。 SIG は-50dBFS、PEAK は-3dBFS で点灯します。 製作記事 Cycling'74 Max8で2chオーディオシグナルジェネレータを作る https://ameblo.jp/holycater/entry-12764220610.html セグメント表示フォントは下記を使用しています。 Font "DSEG" by けしかん https://www.keshikan.net/fonts.html 更新履歴 2023/09/02 V1.7 起動時に前面に表示されるように改善しました。 常に最前面表示を追加しました。