一人の富豪が募集を始めた。 性別年齢資格人数不問、屋敷に尽くすメイドを求めているらしい。 小企業を貪り尽くし、国内有数の資産家にまで上り詰めた富豪は、当然ながら恨みを買っていた。 そんな存在に目を付けたのが、探索者達である。 共通HO：貴方達はご主人様を殺したい 　 ─────────────────────── 　 「Get out, the master!」 略称は「ゲトマス」です。 【 概要 】 対応システム：クトゥルフ神話TRPG第6版 推奨技能　　：戦闘技能(銃火器) 準推奨技能　：戦闘技能(他技能)、目星、聞き耳、図書館、精神分析 想定時間　　：テキストセッション10h程度 推奨人数　　：4〜5人 シナリオ傾向：メイド服で殴り込むご愉快クローズド ロスト　　　：(戦闘があるため)あり KP難易度　　：(戦闘があるため)やや高め 【 補足 】 ご主人様への(任意の)恨みを晴らすべく、または窃盗目的に、はたまた単なる殺人のため、それぞれ屋敷へ潜入した探索者達。 協力するもよし、出し抜くもよし、敵対するもよし。 とにかくメイド服に身を包み、武力で殴り込むシナリオとなる。 【 共通HOについて 】 探索者達は、それぞれご主人様を殺害する動機を持っている。 この動機はPLが自由に考えて(大喜利して)構わない。 親の会社を潰された復讐や、調度品を狙った窃盗目的でもいい。 探索者が殺人鬼であるならば、ちょうど募集を出していたこの家をターゲットとしたのかもしれない。 また、多くの恨みを集めているご主人様は、裏の世界でも悪名高いだろう。 殺害を依頼される場合もあるだろうし、その命に懸賞金が掛けられている可能性すらある。 もしくは誰かに仕える使用人探索者の場合、「放っておけば本来の主人に危害が及ぶ(主人の家も潰されかねない)」といった形も考えられる。 潜入の理由は自由だ。 KPが処理に困らない範囲で、PLからの提案を受け付けること。 また、共通HOが物騒であるため、基本的に犯罪者PCを推奨しているが、問題がないのであれば一般人の参加も可能だ。 ちなみに、探索者達はご主人様と会ったことがない。 過去の記事を調べれば写真等は出てくるが、彼が最後に人前に姿を現したのは十数年前のことである。 【 事前情報 】 ✦ご主人様について 名前は『クライド・ローウェル』。 随分と昔に日本にこの屋敷を構え、以来莫大な資産を築き上げてきた富豪である。ゴミのような評判のわりに、なんでも『ニクス』という美しい妻がいるそうだ。 自己中心的で欲深く、金と地位のためなら何でもする悪名高い男である。 ✦屋敷について 『ローウェル邸』と呼ばれる屋敷が、探索者達の今回の勤め先となる。都内の郊外に位置する豪邸である。 【 注意事項 】 ・本シナリオを回す際、基本ルールブック『クトゥルフ神話TRPG(第6版)』と、サプリメント『マレウス・モンストロルム』が必須となります。 ・本シナリオには、神話生物に対する独自解釈、及びに神話生物を殴り倒す展開が含まれます。 「マレウス・モンストロルム にステータスが載ってる以上はどんな神話生物でも倒せる」という考えを基にしたご愉快シナリオです。ご容赦ください。 ・この物語はフィクションです。実在の人物･団体･事件とは一切関係がありません。 ・詳細は下記シナリオ利用規約をご確認ください。 https://www.evernote.com/shard/s535/sh/057c15de-49a9-cfae-f8e4-5f8d0bf768b8/59098ac06fb212c600f7bcd1d7405486 【 試し読み 】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20451349 【 内容 】 ・シナリオ / PDFファイル(約31,000文字 59ページ) ・シナリオ / テキストファイル ・NPC立ち絵 ・シナリオロゴ ・トレーラー画像 ※追記： 公開時〜翌朝頃まで、下記2点の不足がございました。 ・商品名末尾へのSPLL番号の付け忘れ ・TRPGライツSPLLタグの付け忘れ BOOTH事務局ご担当者様にご連絡させていただき、上記は解決済みとなっておりますが、 今後公開の際にはしっかりと確認し、二度目が無いよう努めて参ります。 ─────────────────────── 本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION