フェイクファーカラー エヴァンジェリンstyle
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「ほら」 膝の上に投げて寄越されたものを手に取ると、柔らかい毛皮のような手触り。ただ、動物の毛皮ではないようだ。臭いが違う。びろんと伸ばしてみると、少々不格好な耳のようなものと目のようなボタン、そして、しっぽのような端っこ。 エヴァンジェリンは手にしたそれをしばし眺めると、外套の雪を払うローガンに視線を移した。 「なに、これ?」 「襟巻だ。ボタンにひもをかけて固定するらしい」 明らかにハンドメイドだが、もしかして最近はやりのジョーの作品だろうか。だとしたら、オーダーメイド……? 「……随分白髪が多くて手入れが悪い黒猫ね」 「お前の毛皮を剝ぐわけにはいかんだろうが。黒はなかなかないからな」 やっぱり、そういうことらしい。エヴァンジェリンはソファから立ち上がるとせっかくの襟巻をぽんと放り出した。そのまま外套を壁にかけたローガンの首に両腕を絡ませる。 「……これ、ローガンの代わり?」 「あ?」 「だって……あなたがいれば、こんなものなくたって暖まれるじゃない?」 「……そうそう構ってられるか」 そっけない言葉とは裏腹に、ローガンの唇は近づいたエヴァンジェリンのそれを受け入れた。 ※フェイクファーで編んだ襟巻です。ボタンに尻尾部分を絡ませて固定していただきます。 ※見えませんが、モデルはイブです。モデルはイブです。 ※画像だと白飛びしてますがもっと黒っぽいです。 ※お洋服にもお着物にも合わせていただけると思います。 ※素人が編んだものですのでご理解のある方のみお手に取っていただきますようよろしくお願いいたします。
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