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記憶を無くして逃げたはずの相棒が、なぜか日毎ごんぎつねしてくる件
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哭倉村から命からがら生きのびたゲゲ郎は、友に一目会いたい一心で、水木の足跡を追って近隣の古寺に住み着くが、彼は己に関する一切の記憶を失っていた。 醜く変わり果てた己の姿に恐れをなして逃げてしまった水木に、ゲゲ郎は「仕方がない」と諦めつつも、落胆を隠しきれない。しかし、逃げたはずの水木はなぜか、そっけない書き置き付きの差し入れを、日毎寺の前に置き逃げしていくようになり……。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21235375 ゲゲゲの謎の非公式ファンノベルで、こちらの小説を加筆修正し、書き下ろしの後日談を追加したものです。 ※ゲゲゲ・墓場の原作1話の内容をベースにしつつ、捏造を大量に盛り込んでおります。 ※目岩前提の友情寄り父水ですが、腐った鉱脈から発掘されています。