本書は、仕事や趣味でプログラミングには興味はあるけど、何から手を付けていいかわからない人向けの、「プログラム入門書を読むための入門書」になります。 生成AIの登場により、プログラミングも一気に敷居が低くなりました。 生成AIに「〇〇なコードをかいて」と叩くだけで、ゲームやツールのプログラムが生成された、という話も良く見かけますよね。 それぐらい精度の高いコードが生成される時代に、今さらプログラムの基礎?と思われる方もいるかもしれません。 筆者はこう考えます。 「今という時代だからこそ、改めてプログラミングの基礎を学ぶべき」だと。 生成されたプログラムが正しく動くかどうか、それを判定するのは人の役目です。 ですから、それぞれのプログラミング言語の知識はこれからも必要であり、その「基礎」と「考え方(アルゴリズム)」は非常に大事だと考えています。 本書は、「プログラム言語の入門書を読むための入門書」という立ち位置です。 よって、特定のプログラム言語に傾倒はいたしませんが、サンプルプログラムなどは、C#で書かれたものが多く登場します。 また、ノーコードやローコードの開発ツールを使われる方にも、是非一読してもらいたいと思いながら執筆させていただきました。 まずはプログラミングの基礎を理解し、その上で読者の勉強したいプログラミング言語の入門書を読めば、理解がより深まるはずです。