『SAPA:文化動態研究』vol.1 特集:修復的知(再編集版)
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人文科学を専攻する大学院生を中心に制作した学術雑誌です。創刊号では「修復的知」をテーマに、10編の論考、2編のインタビュー、執筆者座談会などを収録。2024年再編集版。 A5版/厚さ約18mm/300ページ ISBN 978-4-9912642-1-4
概要
X線、パラノイア、生の形式、敵対性、ダンス、規範、『チェンソーマン』、西田幾多郎、〈時間性〉、地政学、傷、翻訳、アーティスト……「修復」!「生きるよすが」を紡ぐ実践知を求めて。煮込んだ葡萄酒 «Sapa» のような論考を集めました。現代美術家・渡辺篤、振付家・三東瑠璃両氏のインタビューを併録。 Twitter @sapa_redaction にて巻頭言全文掲載、各論考の内容紹介を行っています。ぜひご覧ください。
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目次
序|伊藤連 インタビュー ここにいない誰かと向き合う|現代美術家・渡辺篤 論考 修復技師(リペアラー)としてのアーティスト――「関係性(の修復)の美学」に向けて|青木識至 論考 眼は口以上に物を言う――『チェンソーマン』における眼について|石野慶一郎 論考 翻訳における修復|石田直輝 論考 「『卍(まんじ)』について」について――河野多恵子による谷崎潤一郎、あるいは〈私〉、なら、でも、あなた、だから……|佐藤大雅 インタビュー 海底プレートとタコ|振付家・三東瑠璃 論考 「生の形式」の哲学――アガンベン、フーコー|野上貴裕 論考 西田哲学における世界の論理的構造について|市来一葉 論考 ミシェル・セールにおける〈時間性〉の問題――科学史をどう読むか|中山義達 論考 修復的地政学の可能性――「地政学」と批判地政学は調停できるか|船津拓実 論考 民族関係を修復すること――アクラム・アイリスリの近年の作品におけるノスタルジーと赦し|堤縁華 論考 修復的読解と欲望的読解――オッカンゲムとドゥルーズ=ガタリを通じたセジウィック批判|南匠真 座談会 修復的に思考すること|執筆陣