size:A5 全ページカラー・表紙含む30P・シリアルナンバー入り 2024年2月に京都・大山崎で初めての個展をしました。 その際に「せっかくなら大山崎にまつわる作品を」ということで、 有名な観光地でも、生まれ故郷でもない、たまたま縁があった土地を散策したり、そこに住んでいる学生時代からの友人（器作家）の家に泊めてもらい、山を登ったり、「作品を描く、絵にする」という前提でフィールドワークして撮ったiPhoneの写真と、それを基に制作した8枚のアナログイラストから成る、イラストフォトブックです。 個展のタイトルが「プロセス」ということもあり、下描きの状態の線画にメイキング的な解説も加えた構成になっています。 私は漫画家で連続する画で魅せる作品をを基本としていますので、厳密にいえば1枚で勝負するイラストレーターにはなれないと思っています。そこをいかに生かすか、を考えた結果、コマのように画面を分割したり、写真をコラージュのように並べて描いたりしたり、断片的な要素をテーマに沿って組み合わせることで1枚の作品になっています。 また、ペン入れはカラーインクを1色ずつ調合し、つけペンで描いていて、着彩は水彩とアクリル絵の具でオールアナログで仕上げています。普段は「線」を見ていただきたくてモノクロがほとんどですが、カラー作品を久々に描いたので、ぜひ見ていただきたいです。 「虫」「緑」「山」「夏」「器」「花」「散歩」…がお好きな方に。 また、漫画読むのがしんどい、ぼーっと眺めたいという方にもおすすめです！