本書では、16世紀なかばに出版された初期ルター派のビチニウム(ルネサンス様式2声ポリフォニー)集から、巻末に収められた「謎カノン」を読んでゆきます・ 　「謎カノン」とは､楽譜中に添えられた言葉や記号を手がかりに、1声の楽譜から複数声部のポリフォニーを読み解いてゆくものです・ 　ただ音符を読むだけではなく、当時の音楽理論や演奏習慣も謎解きの重要な要素となっている、「読み下し実況中継」です｡ 発売‣2021年9月 [GV-007] 概寸‣A4 (21cm×29.7cm)･16頁