私家版第1.5歌集『苦しいままでいるための』 B5判／16ページ／表紙・本文フルカラー 新作短歌約20首＋新作小説1篇 ※お支払いが完了した方から順次発送いたします。 ※数量限定販売のため、なくなり次第終了になります。ご了承ください。 短歌・小説を収録したミニアルバムのような位置付けです。 2025年に発行予定の第二歌集でテーマとして制作している「雨が上がらないままでの歩き方」について、前夜祭のような作品を自由な形で作ってみたいと考え、制作しました。 「銀幕」 光を反射する帯として雨が降る中で周囲も周囲への見方も変わってゆくことを抱きしめたいと思い、執筆しました。 「歳星をねがう日に」 2022年度Pen Club部誌の改作であり、一般公開は初です。歳星は木星の異名です。 星々の旅に取り残されてホームで動けなくなった人へ。 「定点報告」 今年の夏は海馬に家出をされていたので詠みました。形あるものとして掬うたびに私がいなかったころの街がよく見えます。それでいいのだと思います。 【自選1首】 関節はもうオパールだ　歩くほど罅が入ってゆく言葉たち