珍しい漢字の地名の本。

* 本書は、法務省が提供しているウェブサイト『登記・供託オンライン申請システム』の「所在選択」ダイアログに現れた地名（約408万項目）に使用されている漢字（約6,132万文字、異なり字数約5,240文字）のうち、JIS X 0213外字（JIS漢字第１～第４水準に含まれていない漢字）かつ頻度１（全国でただ１箇所の地名にしか使われていない漢字）であるものを部首画数順に排列し、その地名用例を記載したものです。 　* 「【】」で囲われている漢字は、地名用例の地番が判明するなどし、複数の資料を対照することで地図上の位置が概ね特定できるものです。 　* 「〖〗」で囲われている漢字は、地名用例の地番が判明しなかったり、地名の存否が不明であったり、存在自体が疑わしい可能性があったりするものです。 　* 地名用例の存在が疑わしい（可能性が高い）ものは薄いグレーで表現しています。 　　* 情報をお持ちの方はぜひ筆者までご連絡ください。 　* 親字にはUnicodeの符号位置（必要に応じてIVS（異体字セレクタ）も）を併記しています。Unicodeにない文字はU+XXXXXとしています。 * すべての地名について、『角川日本地名大辞典』巻末所収「小字一覧」およびウェブサイト『eMaff農地ナビ』での存否を確認したほか、可能な限り各種資料・各自治体への照会を試みました。 * 引用元資料の地番が漢数字である場合、アラビア数字に開きました。 * 特に気になる漢字・地名には「ひとこと」として筆者のコメントを無意味に載せています。