Blue・Guard Dog
- Physical (via warehouse)3,900 JPY

夜半、ユウの家に落ちて来たのはコバルトブルーの髪を持つ大男であった。 リビングを血塗れにして気絶した彼が何者かに追われていることを知り、ユウはどうしようもなく彼を家に匿うことに。 数日後、目を覚ました彼は『ジェイド・リーチ』と名乗ったが、彼は複数の身分証を持っていて、その全てに記載されていた名が異なっている。 「僕に興味が湧きましたか?」 暗に正体を問うてもそうやってはぐらかしてくるジェイドは、首に打たれた薬物のせいで魔法が使えなくなってしまっていた。 正体を隠したまま彼女の身の回りの幾らかの面倒事をペットボトルをゴミ箱に叩き込むような速度で処理してゆくジェイドは、その実魔法捜査局と呼ばれる諜報機関――MBIのエージェントである。 しかし穿たれた薬物により魔法核を停止させられているジェイドの位置情報を魔法捜査局は追い切れず、魔法捜査局は彼をロスト――逃亡者と見做し追手を放ってしまった。 本来のターゲットである違法薬物精製組織を撃滅する傍らで、魔法捜査局の追手にも追われることになったジェイドは、遂にユウと共に山に追い込まれて――? 大怪我により伏したジェイドは、熱に浮かされる傍らで自らの悪夢をユウに打ち明ける。魔法捜査局のエージェントは任務終了と同時に、関わった全ての人間を始末する。ジェイドが打ち明けたのは、彼が魔法捜査局局員として携わった一件であり、彼が殺した友の話であった。 ――『僕が貴女の番犬になりましょう』 自らが抱く悔恨を自覚せぬまま突き進んできたジェイドは、ユウと出会って初めてそれらを自覚する。決して消えぬ業を背負った男が、護ると決めた女の為に選ぶのは――? ※ハピエンです ――――――――――――――――――――――――― ■サイズ/B6変形特寸(天地176mm×左右112mm) ■カバー/フルカラー ■表紙/特殊紙・フルカラー ■口絵/フルカラー ■本文/436頁(縦二段書き/28万文字) ■注意■ ※スパイパロです。実際の事件を参考にするなどの行為は一切しておりません。 ※監督生の過去を捏造してます。(名前はデフォルト名『ユウ』) ※魔法やら魔法陣やら、世界観やら歴史含め、全部捏造してます。 ※暴力描写があります。 ■その他■ ・背幅がゆうパケットの上限値を超える為、ゆうパケットはご使用になれません。 ・倉庫での検品作業を完了した本のみが発送対象となり、お手元に届きます。輸送中の破損事故等に関しての交換対応は一切致しかねますので予めご了承ください。 返金・返品対応につきましてはBooth事務局にお問い合わせください。 ・倉庫発送となります為、ご注文確定後のキャンセルは出来ません。ご注意ください。 ■発送予定■ 現在倉庫入荷作業中。入荷完了次第BOOTH倉庫の5日営業日以内に発送見込み。