大槌町 ここは復興最前線 ~震災復興記録写真集2015~
- 2,100 JPY
■■■ 完売のお知らせ ■■■ 2018年2月21日に再販分を含めて紙の本は完売しました。 この同人誌は電子版がありますので、そちらをご利用下さい。 BOOTH https://yukimati-syuya.booth.pm/items/1128569 その他の電子書籍ストア https://snowysnow.sakura.ne.jp/contents/circle/book-intro/photo/01_otsuchi0000.htm ―――――――――― 震災にまつわる写真集は自費出版も含めて数多く発行されています。被災する前の美しい景色を収めた写真集、津波や火災が襲った直後の写真集などが、市町村別に発行されているといっても過言ではありません。三陸沿岸にある書店はもちろん、道の駅や物産館には、必ずと言っていいほどこれらの本や、映像を収めたDVD・BDを取り扱ったコーナーが設置してあります。 それでは、「今」はどうでしょうか。 人と重機が行き交い、四方八方から遅いと言われながらも着実に復興に向かって進んでいるこの姿を、どれだけの人が知っているでしょうか。 「今」はなかなか伝わりません。伝えてくれる人もほとんどいません。 この本は、そんな「今」を、390枚の写真で綴った大槌町の復興記録写真集です。
メディアでは触れられない復興現場の「今」を記録する
5年の月日が流れ、徐々にメディアから姿を消しつつあるその姿。多くの人は、復興はもう終わったと思っているかも知れません。 ですが、現実はまだ道半ばです。 本書は復興現場の今を伝えるために作成しました。
大槌町・町方地区の復興の歩みを1年にわたって撮り続けた写真
いわゆる「美しい」景色ではありません。 現場といっても、ダムや橋のような心躍る巨大建造物でもありません。 人と重機と土が行き交うだけの現場写真です。 しかし、そこには、たゆまず現場は動き続けているという純然たる事実が記録されています。
全ての写真にキャプションつき
わかる範囲で写真の中で行われている作業内容や進捗状況を記述。どのようなステップで復興事業が行われているかがわかります。
復興の歩み、まちづくりを記録した資料として
2015年度の写真を中心に、2014年1月から2015年3月までの写真も数十枚収録。合計390枚というボリュームです。その他、大槌に関する写真を34枚収録しています。 2015年度分については全ての写真を月別に整理。ページをめくるごとに復興が進んでいく様がわかります。 大槌町の復興にまつわる年表や、各種事業の簡単な解説も収録。
本の仕様
発行日: 2016年8月21日(COMITIA117) 大きさ: A4縦 ページ数: 108ページ(表紙4ページ含む) 作者: 鈴響雪冬 発行: 雪待終夜 表紙: 4色フルカラー 本文: 4色フルカラー 印刷・製本: 株式会社グラフィック 印刷方式: オンデマンド印刷 製本方式: 並製本・無線綴じ
収録内容
2015年度の写真を中心に構成しています。写真そのものは2014年1月から2016年3月までを収録しています。 ・町方地区 震災復興土地区画整理事業区域内(上町、本町、末広町、大町および周辺)の復興現場写真…390枚 (うち2014年1月~2015年3月の写真…62枚) ・大槌町に関連する写真…34枚