陰の書店員になりたくて!
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📘 有原拾太郎『陰の書店員になりたくて!論理棚学論考』 A5判・130ページ/送料370円(あんしんBOOTHパック・ネコポス) 🛒 キラキラしない。だからこそ光る―― 書店論、書店エッセイの枠にとどまらない、マニアックな現場労働記・棚思想・分類狂想曲。 文学フリマ東京40で発売、読者から「淡々としているのに、滅法面白い」「棚に吸い込まれる感覚」と評された一冊です。 📚 内容紹介 「誰がやっても同じ」とされる雑誌担当に割り振られた新人が、失われつつある大型書店の現場知を丹念に記録。 やがては「棚のために働いてしまう」――分類そのものの権力性に取り込まれる元棚主義と、それを支える思想へ。 労働への嫌悪と微かな喜びのあいだを揺れながら、気づけば成長譚として読む側の胸にも何かが残る。 💬 読者の声より 「そんなに考えていたの?」「よく覚えてるね……」と驚かれる、マニアックで濃厚な観察と記述。 書店の「臭み」「えぐみ」まで描き出す生々しさ。読んでいて、棚に吸い込まれそうになった。 最後の章の狂気じみた分類思想は、おかしいのに分かる気もする。仄暗い欲望が静かに胸に残る。 書店員が、会社のためでもお客様のためでもなく、棚のために働いている。それがちょっとおかしくて、でもすごく分かる。 📖 目次抜粋 第一章 新入社員の頃 第二章 福岡の地へ 第四・五章 新規店の作り方(前・後編) 第七章 棚の思想は示される(元棚主義と分類の魔力) 📌 こんな方におすすめ 書店で働いている/働いていた方 書店論・分類論・棚文化に関心のある方 自分の働く意味にうっすら疑問を持っている人 📦 ご注文はBOOTHよりどうぞ。 分類に取り憑かれた“陰の書店員”の記録が、あなたの本棚に並ぶ日が来るかもしれません。