事象演算機ラプラス~人類には早すぎた火か?
- Digital0 JPY

全5話の、結構長いキャンペーンです。 テーマ:ヒーローとはなにか、交流と成長、人と機械 3LVから14LVぐらいまで成長します。 必要サプリメント:「上級ルールブック」に加え、PC②、PC③は「バーニングハート」必須です。 GMもこの2冊を持っていることが望ましいです。 その他のサプリメントは参加者合意の上であれば、全て自由に使ってもらって構いません。 *わりとギリギリの戦闘になるよう、厳しめのバランスで敵データが設定してあります! PLの熟練度やPCの性能によっては、敵のデータを調整したほうがいいでしょう。 このゲームのPCは強い(データもそうだが、ブレイクしてHPが0になっても死なない不死身っぷりがすごい)ので、結構なんとかなる気もしますが。 GMはまず『GM向け情報_シナリオ本編.ZIP』の『0.キャンペーンセッティング』の内容を確認してください。 PLは『キャンペーン事前公開情報.ZIP』の内容を確認してください。 GMは『0.キャンペーンセッティング』の『以下GM向け情報』を確認したうえで、1話以降のシナリオに目を通してください。
ハンドアウト&トレーラー
キャンペーンハンドアウト キャンペーンハンドアウトとして、各PCには以下の設定が付与されます。 キャラクター作成時には1話『アゥェイクニング』 のハンドアウトも参照してください。 PC①:天才科学者を父に持つ。ゲーム開始時点ではオーディナリー(一般人)である PC②:過去の記憶がない。英雄学園に通いながら活動するヒーロー PC③:ヒーロー保護課に所属 PC④:かってアースクリスタルを護って戦った。修三(PC①の父親)からPC①のことを託される PC① ハンドアウト コンストラクション:ベルトアーマー あなたは天才科学者修三博士の子として育った。 父は、『神にも悪魔にもなれる力』として、一本のベルトをキミに託した。 その数日後、彼は大量殺戮の罪で捕らえられた。 以来、消息不明だ。与えられたベルトも、一度も起動したことがない。未完成なのだろうか。 ただ、『科学は人を幸せにするためにある』父のその言葉が、今も胸に残っている。 *【ふたりでひとり(ツーインワン】(上級ルールブックP32)の特技を取得していると設定に説得力が増します。 取得しなくても問題はありませんが、設定上相棒なしだと変身できないことには注意してキャラクターを作成してください。 なお、シナリオでは第一話のあと、英雄学園ヒーロー科に通うことになるのを想定しています。 PC② ハンドアウト コンストラクション:ミュータント 瓦礫の中から、一人の男に助けられた。 その後、記憶は暗転し、一人の女性が「ごめんね、ごめんね」と泣いて謝りながら一本のアンプルをキミに射した。それが最も古い記憶だ。 キミの過去について、ミネルヴァ先生も多くは語らない。教えてもらったのは、自分には両親の他に姉がいた、ということくらいだ。 失われた記憶を取り戻さなければならない。なぜか、そう感じる。 *英雄学園に通いながらヒーローとして活動する、PC①の先輩役のキャラクターです。 ご察しの通り、失われた記憶には重大な秘密があります。 コンストラクションで指定しているボディクラスがミュータントなので、サプリメント「バーニングハート」が必要です。 PC③ ハンドアウト コンストラクション:ヒートブラッド キミは新設されたヒーロー保護課に勤めている。 昼行燈の課長に対し、キミの同僚である係長はヒーロー登録制の制度導入のプランを熱心にプレゼンしていた。 さて、キミは賛成だろうか、反対だろうか――。 *ヒーローの権利や社会的地位を守る、ヒーローの味方という立ち位置です。 コンストラクションがヒートブラッドなのでサプリメント「バーニングハート」が必要です。 PC④ ハンドアウト コンストラクション:指定なし あなたは秘宝”アースクリスタル”を護って戦ったヒーローだ。 かってあなたが世話になったのが修三博士だ。彼は大量殺戮の罪で捕まった。 共犯者の東郷浩史は行方をくらませており、罪状の詳細は機密事項だという。 彼は捕まる前、キミにPC①のことを頼む、と後のことを託した。それ以来、PC①のことを見守り続けている。 *PC④はいわゆる自由枠です。PC①の面倒を見てくれるなら、どんなキャラクターでもOKです。 ヒーローとして名が知れ渡っている、一流ヒーローを想定していますが、いまいち人気がなかったり、半人前だったりしても問題ありません。 【ホンモノ】のヒーローの立ち位置です。(人気や強さがホンモノの条件だとは考えていません) トレーラー ある日、SB(スマッシュバッシュ)社の研究施設が襲撃を受けた。 そこから、止まっていた過去は動き出す。 PC①をマスターと呼ぶ、謎のアンドロイド少女。運命の出会いがもたらすものは? 果たして彼女は人か、機械か――。 全てはPC①に託された! マージナルヒーローズ 第1話 『アウェイクニング』 『神にも悪魔にもなれる力』が目を覚ます! ハンドアウト 各PCに付加される設定 PC1:父の逮捕以来、元研究所で一人暮らし PC2:英雄学園ヒーロー科の学生。PC1とは顔見知り PC3:謎の少女の調査を行う PC4:現役のヒーロー PC①ハンドアウト コネクション:アリシア 関係:運命 ある日、キミのもとに一人の少女がやってきてこう言った。 「初めまして、マスター」 この時から止まっていた運命の歯車が、動き出したのだった――。 追加HF:≪スーパーアタック≫" PC②ハンドアウト コネクション:姉 関係:姉弟(姉妹) 学校の帰り道、ミュータント排斥を訴えるデモがあった。と、一人の少女が声を掛けられる。 少女は彼らの活動に否定の意思を示した。 逆上したデモ隊に危害を加えられそうだった少女を助けると、彼女は礼を言い、PC①を捜していると告げる。キミは彼女をPC①の家まで案内することにした。 姉との再会まで、あと1時間――。 追加HF:≪ナイトメアムーン≫ PC③ ハンドアウト コネクション:海老川課長 関係:上司 ある日、キミは課長に呼び出され、一人の少女の映像を見せられる。 そこには、少女が人助けをしている姿があった。さる筋からの情報によると、彼女はSB社から流出したアンドロイドなのだという。 彼女がヒーローなのかどうかを調べること、ヒーローならば保護するのがキミの仕事だ。 追加HF:≪スクランブルアタック≫ PC④ハンドアウト コネクション:東郷浩史 関係:疑惑 キミはPC①の母であり、巨大IT企業”ルミナス”のCEOである希美に呼び出された。 なんでもSB社の研究施設が、襲撃を受けたらしい。そして犯人はあの東郷浩史だという! 事件の詳細は不自然に隠匿されており、キミは陰謀の匂いを嗅ぎ取った。 追加HF:≪ダブルアクセル≫ PCの設定について PCの設定については、GMとよく話し合ってください。認識がズレていると、あとから修正するのが大変になる可能性もあります。 ここに示したのは筆者の想定で、GMさえ認めるならどのような改変も自由です。ただし改変した結果については責任を持ちかねます。GMもそのことを理解した上でPCの設定を確認してください。あまりに想定から逸脱したキャラクターは、相談の上設定を訂正してもらうのも当然ありです。PLの望まないキャラクターを強制するべきではありませんが、GMにも拒否権はあります! PC① キャンペーンの主人公であり、アリシアをパートナーとする”ふたりでひとり”のヒーローです。 父親の修三はハンドアウトにある通り、逮捕されて以来消息不明です。母親は巨大IT企業のCEOで、多忙につき家にはいません。生活費は出してくれますが、デフォルトの設定だとお金にシビアで、生活に必要な額以上は出してくれません。基本的に両親がすごい人なわりには、普通の学生を想定しています。クラスがゴールドリッチの場合など、必然性があれば変更できます。 父のラボで一人暮らししていることを想定していますが、住居や両親以外の家族構成についてはGMと相談の上変更して問題ありません(兄弟姉妹などを設定してもいいということです)。 PC② PC①の先輩役である、ヒーロー科に通いながらヒーロー活動をしているキャラクターです。 デフォルトだと実の両親は不在で、英雄学園の校長であるミネルヴァ先生に育てられたという設定です。 初期設定だと本当の家族は外国人(おそらくドイツ系)っぽい名前ですが、ここはGMと相談して自由に変えられる部分です。重要なのは血の繋がった家族が別にいること、過去に本人のあずかり知らない”秘密”があることです。 PC③ PC③の立場がヒーローの権利を守るのが役目なことからわかるように、キャンペーンではヒーローの立場が揺れ動きます。ヒーロー保護課の関係者なら、立場はわりと自由に変えてOKです。 ヒーロー保護課にはキャンペーンハンドアウトに出てくる佐々木真琴をはじめ、オーディナリーの職員もたくさんいます。表向の顔はオーディナリー、みたいな設定でもいいわけです。 PC④ ある程度ベテランのヒーローを想定していますが、新米でも構いません。一番自由にキャラクター設定を決められるポジションです。要点はふたつで、伝説の秘宝とされるアースクリスタルと関わりがある(存在を知っている)ことと、修三博士の知己であることです。改変の例としては修三博士の世話になったのは親や兄弟で、修三博士とは間接的な関係である、などが考えられます(若いキャラクターならその方が自然でしょう)。
権利表記
本作は、「三枝チャージ」「有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『チェンジアクションRPG マージナルヒーローズ』の二次創作物です。(C)三枝チャージ/F.E.A.R. 添付ファイル『Laplace_img』および『Laplace_img_ver2』の画像は、AIで作成したものです。 このキャンペーンを遊ぶ目的なら自由に使っていただいて構いません。 加工もOKです。 SNSでのプレイヤー募集などにも使用可能です。 シナリオの改変もご自由にどうぞ。 ただし、著作権は放棄しません。自作発言などはおやめください。 個人で遊ぶ範囲でなら、続編・番外編などの創作もOKです。その際添付ファイル『Laplace_img』および『Laplace_img_ver2』の画像を使用していただいても構いません。加工も可とします。 ですが、個人で遊ぶ範囲を超えるもの(不特定多数へ公開する動画や、コンベンションなどでの使用、作品の配布/販売など)は、許可なく使用しないでください。 その際は霧谷へご一報いただければ、大体のケースは許可を出せると思います。 なので無許可で使用せず、霧谷にご連絡ください。