トーキョーN◎VA前後編シナリオSweet Monster
- Digital0 JPY

前後編のアクトになります。使用サプリは「TNX]に加え、PC①は「TOS]必須。 RLは「SKD」「OFC」を持っているのが望ましいです。 ニューロエイジを揺るがす大事件になります。 みんなで仲良くケンカしましょう(PVPはNG!)。 3〜5人用のアクトです。 *執筆中の仮タイトル「3パパが斬る」。3人のパパ(ママ)が悪を斬る話です(推奨スタイルにカタナはいってないですが)。ド派手な展開で結構壮大なアクトになります。
トレーラー&ハンドアウト
ACT TRAILER これより語られるはニューロエイジのおとぎ話。 審判の時、来る。 全ては『それ』に裁かれる。 これは、その前日譚。 出会ったのは怪物とお姫様。何の因果かパパ呼ばわり。 これは、怪物たちが失ったものを取り戻すまでの物語。 Sweet Monster それはとびきり甘くて、純粋で、極上で。そして可愛い。 ところで、パパが一人だなんてだれが言ったかなァ? トーキョーN◎VA The Axleration 『Sweet Monster』 かくて運命の扉は開かれた。 Scenario Handout 各PCに付加される設定 PC1:数年前にリーニャという少女を拾ったアヤカシ。その後封印されていた。 ハンドアウトには「パパ」とありますが「ママ」でも何の問題もないです。 PC2:聖母殿の退魔師。数年前、PC1を封印し、その後リーニャを育てた。 PC3:かって小さなシンジケートのスイーパーで、娘がいた。(娘のような存在、でもよい) PC4:エリックというレッガーと古い馴染みである。 PC5:シスター・シーナの友人である。 PC1ハンドアウト 推奨スタイル:アヤカシ コネ:リーニャ 推奨スート:ハート あなたは人外の者―――アヤカシだ。 人間達が聖夜と呼ぶ夜、雪の降りしきるストリートであなたはその子、リーニャと出会った。 思うところがあったのか、どこにも行く当てのないという彼女をあなたは拾った。 あなたはいつしか「パパ」なんて呼ばれるようになった。 すいぶんと昔の話に感じる。 いまあなたは、教会の刺客に封印され、まどろみの中にいる。 だが、あるときリーニャの声が聴こえた。助けを求める声が。 あなたは眠りから目を覚ました。 P.Sリーニャを助ける ●解説 シンプルな行動指針を持つ、主人公です。 「人間のことをどう思っているか」「リーニャと出会ってそれがどう変わったのか」 を意識するとRPに深みが増しますよ! 最初はともかく、最終的には人間に好意的になるほうがシナリオのテーマにはあっているかも知れません。その場合、過程を描くの超大事! PC①がどんなアヤカシなのかで、シナリオの空気がガラッと変わります。 PC2ハンドアウト 推奨スタイル:カリスマ コネ:ベルナータ 推奨スート:ダイヤ あなたは、この世ならざる怪物、アヤカシと戦う退魔師だ。一応聖職者である。 数年前、あなたは高司祭ベルナータの命で一匹のアヤカシを封印した。 それは、いつものことだ。 ―――だが、いつもと違ったのは、アヤカシの棲み家にいた、一人の少女だった。 その子は教会で引き取られ、あなたが面倒を見る事になった。 月日が流れ、少女に笑顔が戻り始めたとき――彼女は行方不明となった。 そして今、ベルナータから新しい命が下った。 あのアヤカシが、裏切り者、シーナ・ウェルセンの手引きで復活したというのだ。 P.S異端者に裁きを与える ●解説 祈りの言葉で魔を払う、エクソシストみたいなキャラクターをイメージしています。 聖職者でもあるのでカリスマなのです。 リーニャからは父さん(母さん)と呼ばれるようになります。 PC①とは敵対する初期位置ですが、対立を解消するのは意外と簡単かもしれません。 その後PC①をどのような目で見るかは自由です。 アヤカシという存在に対する考え方、スタンスが大事。 今は協力するが「アヤカシは信用できない」「アヤカシ、滅ぶべし」というポーズもありです。 その場合も事件が解決するまでは呉越同舟だという「落とし所」は守ってください。 PC3ハンドアウト コネ:レイニー 推奨スート:スペード あなたはとあるファミリーで、内外から怪物と恐れられた凄腕のスイーパーだ。 しかしあなたは強すぎたゆえに全てを失った。 守ってきたファミリーからは裏切られ、愛しい娘も、銃を取る利き腕も失った。 それが数年前の出来事。 全てを失って行き着いたN◎VAのスラムで、あなたに世話を焼いてくれた恩人がDr.レイニーだ。 スラムの住人を献身的に介護するその理由は、贖罪のためだと聞いた事がある。 そしてあなたはある日、少々風変わりな娘と親しくなった。 ……思えばこの時すでに運命に引き寄せられていたのだろう。 その頃にはすでに、久しく忘れていた危険な胸騒ぎを感じていた。 P.S過去と決着をつける ●解説 「全てを失った男」です。そこからもう一度立ち上がるのがカッコイイのです。 利き腕を失ったとありますが、アクト中に治すイベントがあるので、回復手段とかを取っておく必要はありません。アクト開始時に明確な目的がわかりませんが(PLにはわかる)、「リーニャに娘の姿を重ねている」などの動機づけをするといいかも知れません。 個人的にはもう一人の主人公とでもいうべき、超オイシイポジションだと思います。。 PC4ハンドアウト 推奨スタイル:フェイト コネ:エリック 推奨スート:ダイヤ きっかけは旧友、エリックからの依頼。 青臭いキッズだった彼も、今じゃすっかり立派な成り上がりのレッガーだ。 依頼内容は、人探し。行方不明の姪っ子を探して欲しいのだという。 彼女の名は、リーニャ。手掛かりはホロが一枚と、名前だけ。 しかしエリックの姉に娘がいたとは知らなかった。 ロクデナシになってしまった弟と違って姉は尊敬できる人物だ。 今のエリックは油断ならない男ではある。だが彼がどれだけ姉のことを想っているかは知っている。 ―――そこだけは、あの頃から変わっていないのだ。 まあ今回の依頼は引き受けてやってもいいだろう。 だが立ち去り際に彼が呟いた単語が妙に引っかかる。 『Sweet Monster』?なぜかヤバい響きを感じる。 P.Sリーニャを捜す ●解説 はい、フェイトです。《真実》の使い所が難しいですが、エンディングに使用ポイントを設けています。 ただし絶対に必要な情報が手に入るわけではないので、ここだと思ったところで自由に使ってもらって構いません。 エリックとの関係をどうするかが一番のポイントです。 昔はともかく、今のエリックは無条件で信用するには危険な男です。 ですが姉のことを心から想っているのも《真実》を使うまでもなく知っています。 今でも友情を感じているのか?仕事だから引き受けたのか?姉に免じて引き受けたのか? エリックへの態度によっては、他のキャストと対立するかも知れません! シナリオの展開上、殺し合いにはならないでしょうが、ギスギスとはするかも知れません。 PC5ハンドアウト 推奨スタイル:バサラ コネ:シーナ 推奨スート:クラブ あなたはその異能から、周囲の人々に怪物―――モンスターのような目で見られてきた。 シスター・シーナは同じようにバサラの力を持つあなたの友人だ。 「世界に危機が迫っています」 久しぶりに会うなり開口一番、彼女はそう言ってきた。 確かにいつまでも降りしきる雨といい、自殺を奨励する宗教家達といい、 『なにか』が起こっているのは誰しも感じていたが。 あなたに流れる異能の血が、不吉な予感を告げる。どうも今回は、只事ではすまなさそうだ。 『ネフィリム』どうやらそれが手掛かりになる言葉らしい。 P.S世界の危機を解決する ●解説 自由枠です。バサラでシーナの友人である以外、特に制限はありません。 ハンドアウトだと依頼型に見えますが、巻き込まれ型の導入なので安心?してください。 シーナはアサクサのボロ教会のシスターで、どこかとぼけた、掴みどころのない人物です。 バサラ友達なので、裏の顔があるのかな――、ぐらいは気づいていて構いません。 詳細はリサーチしてください。
レギュレーション
本アクトは前後編の前編となります。 必要なキャスト人数は3〜5人です。時間は4〜5時間ほどです、 使用サプリメント 「OFC」「SKD」準拠のルール、データを使用します。 *「OFC]「SKD」を所持している方がいない場合、敵ゲストのみ適用とします。(適用するとおそらく弱くなるので安心してください) その他のサプリメントは自由に使用可能とします。 経験点 想定している消費経験点は200~300点となります。 経験点を払えない、もしくは払わない場合、このシナリオに限るボーナス経験点200点を配布します。いわゆる下駄です。 持ち込みについては特に制限はありません。 他のキャストの見せ場を奪ってしまうことのないよう、高経験キャストが作れる=ベテランに相応しい立ち回りを期待します。 注意事項 コンフリクト(対立構造)を含むアクトです。 『キャラクターは対立する、プレイヤーは対立しない』を守って対立を楽しむようにしましょう(対立を煽るぶんにはいいのですが、キャスト間戦闘などはご法度です。演出で攻撃するのはOKです。ダメージ入らないので)。 精神攻撃をおこなってくる敵ゲストがいます(特に後編)。 リアクション不可特技を使ってくる敵ゲストがいます。 範囲攻撃もあります。 Xダメージやダメージ軽減不可もあります。 硬い敵や強力なトループもたくさん出てきます。 基本的に何でもありなので、しっかり対策しておくことを推奨します。 社会技能はいつもの〈社会:ストリート〉に加え、〈社会:テクノロジ―〉〈社会:真教〉〈社会:アストラル〉がよく使われます。 キャスト間コネはアヤカシ→カリスマ→カブトワリ→フェイト→バサラ→アヤカシの順で取得してください(いない場合は飛ばしてください)。 神業について このアクトでは、3枚の防御系神業が必要となる。後編では展開によってさらに一枚の防御系神業が必要になる(計4枚)。 《真実》は想定している使い道はあるが、必須ではない。 後編では《真実》がない場合、《神の御言葉》で情報を聞き出すことを想定している。 ●最後に 教育方針で揉めると楽しいよ!親権は誰の手に!?
権利表記
本作は、「鈴吹太郎」「有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『トーキョーN◎VA THE AXLERATION』の二次創作物です。(C)鈴吹太郎/F.E.A.R. ZIPファイル『Sweet_Monster_img』内の画像は、AIで作成したものです。 権利は霧谷優輝にあります。 本セッションを遊ぶ目的に限り、ご自由に使っていただいて構いません。 SNSでのプレイヤー募集などにも使用可能です。 シナリオの改変もご自由にどうぞ。 ただし、著作権は放棄しません。自作発言などはおやめください。 個人で遊ぶ範囲でなら、続編・番外編などの創作もOKです。その際添付ファイル『Sweet_Monster_img』の画像を使用していただいても構いません。加工も可とします。 ですが、個人で遊ぶ範囲を超えるもの(不特定多数へ公開する動画や、コンベンションなどでの使用、作品の配布/販売など)は、許可なく使用しないでください。 その際は霧谷へご一報いただければ、大体のケースは許可を出せると思います。 なので無許可で使用せず、霧谷にご連絡ください。