血の色で塗られた花鳥風月、十二景の開幕。 「見た者は堕ちねばならぬ。見るとはそういうことだ。兇星(まがぼし)が流れたら、すでにそこはソドムの地。」(帯文より) 二十年前に沖積舎より刊行された、石川貴一の第二作品集。 「作品集成 I、II」以前の、耽美文芸誌『薔薇窗』に掲載した作品で構成された、本書の装画は、山本タカト先生。 掲載時と同様、描き下ろしの挿画を四点(花・鳥・風・月)収録。 ※ 著者用蔵出し品につき、本書の古書相場(20000円~15000円)、最低相場価格の半額強(税込)とさせていただきました。 新古本ながら、美本をお求めの方、この機会にどうぞ。 また、見返しに、金の筆ペンで、署名させていただいています。 四六判 総ページ数、 278ページ 装・挿画 山本タカト