MBTI誤診考──PDBと“わかった気”の時代を超えて
- Digital200 JPY

内容紹介 「このキャラ、ISTJでしょ」「INTP確定」「あー、それFeだね」 ──そんな言葉が、あまりにも軽々しく飛び交うこの時代に。 本書は、MBTI診断サイト「PDB(Personality Database)」における典型的な誤診例を取り上げながら、 なぜ誤診が起きるのか、 なぜ「わかった気になってしまう」のか、 そしてMBTIとは本来どういう理解を要する理論なのか──を、構造的に解きほぐしていく批評集です。 収録内容(抜粋) 前書き:診断は“理解”の代わりにならない 総論:PDB診断における典型的誤診パターン 各論(誤診キャラ分析): 如月千早:ISTJ→本当はINFJ 日向ヒナタ:ISFJ→本当はINFP(or INFJ) ヤン・ウェンリー:INTP→本質はFe主軸型の可能性 カカシ、ルルーシュ、綾波レイ 他(続編予定) こんな方におすすめ MBTIをキャラ理解に役立てたいが、型にハマるのは違うと思っている PDBを見て「違和感」を覚えたことがある タイプだけで人を語ることへの“言い知れぬ危うさ”を感じている 分類や記号化を超えた、キャラや人間の“構造”を読み解きたい 備考 PDF形式(縦書き/章区切りあり/スマホでも読みやすい設計) 現在は初版価格:200円(改訂予定あり) 作品内のMBTI解釈は公式や診断機関とは無関係の独自批評です 誤診キャラの分析は、続編として順次リリース予定 “わかったつもり”が、いちばん理解を遠ざける。 MBTIとキャラ理解のあいだにある「構造とまなざし」を、 もう一度、拾いなおすための一冊です。
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