【小説】青天の地下室
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生涯描き続ける物語「てんげん」の世界の一部を小説にした本作は、その世界の一片を垣間見られる内容となっています。過去と現在そして未来が交錯し、一本の糸のようにしだいに撚り合っていく内容は、あくまでも世界の極々一部。本作を皮切りにさまざまなメディアで物語の全貌が少しずつ明らかになっていきます。その入り口として、ぜひ一度ご一読ください。 【サイズ】文庫サイズ 【ページ数】336ページ あんしんBOOTHパック ネコポスによる匿名配送です。
生まれて最初に見たのは、青空だった。
紀伊半島から南へ約600kmの太平洋上に ポツンと浮かぶ蓋代島《ふたしろじま》。 秘匿され続けてきたこの島では、 独自の文化が根付いていた。 島の玄関口・根守町《ねもりちょう》には、 さまざまな人が暮らしている。 一人の男が長い眠りから目覚めた。 その時、碧魂《あおいたから》神社の一人娘、 志葵めぐるは、自宅裏にひっそりと建つ 天譴蔵の秘密に迫ろうとしていた。