【003】知っているようで語れない大日本帝国の航空隊
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3本の論考からなる1冊。 陸海を総合した空軍組織の太平洋通史。 最大の激戦地ソロモン海の「い号作戦」「ろ号作戦」の実態。 そして「特攻」を2年間考え抜いた私の告白。 ①空の総力戦 大日本帝国陸海軍航空隊は大空をどう飛んだのか ②ラバウル興亡記 ソロモン海はいかにして失われたのか ③私論:特攻 ①:日本の航空軍は飛べないから負けた。 ②:日本の敗因はミッドウェー海戦でない。 ③:特攻というA2/AD攻撃の強さと醜さ。 太平洋戦争を語る。 持てる限りの誠意をもって。
なぜ新書なのか
ミリタリーには大きなギャップがある、という感覚を持っている。 一方では入門者や門戸外の人に向けた平易な書籍。 もう一方には、本職やマニアをうならせるような極めて専門的な書籍。 そこで思う。どうにかこの2種類の本の懸け橋になれる、ちょうどいい情報量と分量の書籍を作れないかと。 新書はまさにそれにうってつけであった。 新書は入門者から専門家にまで広く開かれ、知識の新規取得や隣接分野の理解、はたまた未知との遭遇のために広く愛されてきた形態である。 徒華新書はだからこそ、新書にこだわり、新書を書く。肩ひじを張りすぎず、それでいて誰でも何か気づきが得られるものを目指して。
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太平洋戦争は知っているはず。 では問う。我々は史上屈指の航空消耗戦を戦ったがその全体像を把握しているか。 大日本帝国の陸軍・海軍の航空隊にまつわる事実を検討し直す。 ・陸軍航空隊加藤隼戦闘隊。どれくらいの人数機数の部隊であるか? ・あ号作戦は知っている。ではい号作戦はろ号作戦は?その全容は? ・菊水作戦はどの程度その所定の目標を達成したのか? ミリオタなら名前だけは知っている単語。 しかし詳細を考えると実は知らない単語。 知っているようで語れないそんな話を語るサークルの同人誌第三弾。



