【かぎろい 詞香 かぎろい】
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暁を一人眺める、神秘息づく茜の香り。 【香りの物語】 ぬばたまの夜に流れる夜気のように、ジャスミンがそっと冷たく漂うトップ。 闇夜もやがて夜明けとなりて、東の空より出づる陽光のごとく、ミドルはローズやカーネーションたちが暖かに昇る。 ラストに息づくは、淡いサンダルウッドとムスクの、どこか神秘を感じずにはいられない涼しげでほのかな香りーー 淡き茜が闇夜を染め行く。 【香料組成】 トップ:ベルガモット、ジャスミン、コリアンダー、シダーリーフ ミドル:ローズ、ジャスミン、イランイラン、カーネーション ラスト:サンダルウッド、バニラ、ベチバー、インセンス、ムスク 【詩】 ぬばたまの 黒雲の空 夜気流れ 夜はすがらに 暁待てぬ 然りながら 夜の更けゆけば 日は出でて やがてかぎろい 茜となりて "黒雲が覆う夜空に、冷たい夜気が流れている。夜通し続く、明け方すら待ちきれぬ思い。 それでも、やがて夜は更け朝日が昇り、闇夜もやがて、かぎろいの茜に染まり行くーー" 【言のあしあと】 ・かぎろい/かぎろひ …明け方に東の空に差す光。厳冬の夜明け前に東の空が赤みがかる、ひとときの美しい自然現象を指すことも。柿本人麻呂に詠まれた歌は万葉集の秀歌として有名。 ・夜気(やき) …夜に流れる冷たい空気。夜の静けさ漂う雰囲気や気配。 ・暁(あかとき) …「あかつき」の古形。古典では夜半過ぎから明け方近くまでの未明の時間帯を指していたが、近代では夜明け・明け方を指す。 【ひとしずくの小瓶】 この小さな器に満たされたのは、 幾度もの調香によって込められた、儚くも寄り添う確かな香り。 明けることさえ信じられぬ冷たい夜にも、やがては日が差し、闇は茜に染まり行く…そんな想いを閉じ込めました。 この一噴きは、 黒雲の空をも差す、かぎろいの光芒。 あなたを包むは闇夜にあらず。包むは淡き茜色。 【品名】香料雑貨 【用途】芳香用 【内容量】3ml(約50回分) 【香料濃度】オードトワレ 【成分】エタノール、香料、純水 【価格】1,980円 【配送】あんしんBOOTHパック(ネコポス)