2024年7月26日発行。 湯村りす初期作品集『雨中(うちゅう)の讃歌とシードル』です。 14歳から21歳の間に書いた、詩作品をあつめました。どこにも公開せず、たったひとりの読者のことを思いながら書いていた頃の詩です。 巻末に書き下ろしエッセイと、「詩と思想」で佳作になった新しい詩を1篇収録しています。 売り切れ後の再販予定はありません。 ----------------------------- 自然が溶かせるとしたら僕 マーブル色を創るのさ 型には流し込まないで 君の口に注ぐのさ マカロン主食飛び越えて スズラン奇麗に咲き誇り 電気は消える　何かを見るから （詩「シネマトグラフ」より） ----------------------------- 【仕様など】 B6サイズ/126ページ 63篇＋書き下ろしエッセイ＋巻末詩1篇 力の抜けるようなゆる〜い挿絵も描きました。 サインを入れてお届けします。