夏の終わりに静かに咲く
- Digital100 JPY

夏の終わりに静かに咲く
sakuya-miku
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歌詞 『夏の終わりに静かに咲く』 祭りのざわめきが 遠ざかる坂道 浴衣の裾を揺らして 君は何を想う 流れる時間に追いつけず すれ違う影が切なく揺れる きらめきながらしたたる 汗と涙のしずく 声に出せない想いを 夜風がさらっていく 柳火 夜空を焦がして 君と僕を包んだ幻 夏の終わりに静かに咲く 光はすぐに消えてしまうけど 確かに胸に残ってる 君と見たあの一瞬を 海から届いた 涼しげな潮騒 重なる鼓動が 耳に響いてた 隣にいたのに遠く感じる 言葉より先に季節が過ぎる きらめきながらしたたる 思い出のしずくたち こぼれて消える前に 手のひらで抱きしめたい 柳火 流星のように 胸の奥を突き抜けて消える 夏の終わりに静かに咲く 記憶がそっと花びらになる 君と笑ったその声さえ 切なさに染まっていく 「また会える」と言えなかった夜 遠ざかる背中を ただ見つめてた 時を戻せるなら あの場所へ 二人で永遠を願うだろう 柳火 最後に咲いた 涙ごと抱きしめて消えた光 夏の終わりに静かに咲く 想いは今も胸で揺れている 君と見上げたあの花火が ずっと僕を照らし続ける