Arnold Tile Render
- Digital100 JPY


Arnold Tile Render Ver1.0
■概要
・Maya の Arnold Renderer 用のタイルレンダリングを行うスクリプトです。 広報用など超高解像度で1度ではレンダリングが出来ない場合、タイル状に分割してレンダリングを行うことが出来ます。 ・任意の画像サイズに対して、指定した分割数(タイル数)でレンダリングを行い、個別に出力します。 ・出力フォーマットは tif / exr / png に対応しています。(tifを推奨 ) ・「レンダー設定 > レンダリング可能なカメラ設定」で指定されたカメラを使用します。 ・Maya 2024 + MtoA 5.3.0 にて動作確認済みです。 ・バッチレンダーを使用するため、Arnoldの追加ライセンスが必要となります。 ※Arnold Rendererの仕様上、ライセンスがない場合にはウォーターマークが付きます。
■スクリプトの起動方法
① 「ArnoldTileRender.mel」を Maya の scripts フォルダ にコピーしてください。 ② Maya 起動後、スクリプトエディタに以下のコードを入力し実行してください。 source "ArnoldTileRender.mel"; ATR_TileArnold_UI(); ※シェルフ登録する場合は、上記のコードをスクリプトエディタで入力後、 「ファイル > スクリプトをシェルフに保存」を選択して任意の名称で登録してください。
■ArnoldTileRenderの使い方
① 出力先の指定 初期値は現在のプロジェクトの「images」フォルダです。 変更する場合は、Folder 欄の「Browse」ボタンを押して任意のフォルダを指定してください。 ② 画像フォーマットの指定 Format 欄のプルダウンから tif / exr / png のいずれかを選択してください。 ※推奨は tif です。 ③ファイルの上書き指定 Overwirte Existing FilesがOFF:出力先のフォルダに該当ファイルがある場合には上書きしません。 Overwirte Existing FilesがON:レンダリング画像のファイルを上書きします。 ④ 出力サイズの指定 Res (W x H) の欄で出力サイズを入力してください。 ⑤出力サイズのアスペクト比固定 「Lock Aspect」にチェックを入れると、アスペクト比を固定したままサイズを変更できます。 ⑥ タイル分割数の指定 Tiles (W x H) の欄で、画像を分割するタイル数を入力してください。 ⑦レンダリングの実行 [Tile Render Start] ボタンを押して実行します。 実行時にスクリプトエディタが開いていない場合は、自動で開きます。 レンダリング中は Maya の操作がロックされ、進行状況はスクリプトエディタに表示されます。 [ATR] All tiles rendered. と表示されたらレンダリング完了です。 ※スクリプトエディタに警告が表示される場合がありますが、レンダリング結果には影響しません。 ※タイル数を多く設定すると、各タイルごとに初期化処理が入るため、総レンダリング時間が長くなる場合があります。 2×2 または 4×4 程度を目安に設定することを推奨します。 ※出力画像が Maya 上の見た目より暗く表示される場合があります。 その際は、レンダー設定 > ファイル出力 > Color Space の項目で 「Use View Transform」が選択されているかをご確認ください。
■サポート
ご質問やエラー報告などございましたら、BOOTH のメッセージよりご連絡ください。
■更新履歴
2025/11/05 : Arnold Tile Render Ver1.0 リリース
■利用規約
・商用/非商用問わずご利用いただけます。 ただし、本スクリプトの利用により発生した損害については一切責任を負いません。 ・再配布(二次配布)は禁止します。 ・ダウンロード商品の性質上、返品・返金には対応いたしかねます。

