【未公開】【CoC6th】謡うワルプルギス【クトゥルフ神話TRPG】
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「さあ魔女たちよ。正義という薪を焚べてくれ」
【シナリオ概要】
◯人数:4人 ◯想定プレイ時間:要検証 ◯推奨技能:〈目星〉、〈聞き耳〉、〈図書館〉、〈戦闘技能〉 ◯???:〈芸術(絵画)〉、〈オカルト〉
【あらすじ】
5年前、東京都内にて重大な爆破事件が発生した。 特徴的なのはその焼け跡。綺麗な大の字に広がり周囲を焼き尽くした凶悪な炎は「大文字事件」として語られるようになる。 以来、都内では様々な超自然的な事象が発生するようになり、警察は従来の法整備では対処できないとして新たなチームを設立した。 その名は「刑事部特級事項処理課」、通称「ワルプルギス」。 あなたたちはワルプルギスに所属する警察官として、日々神話的事象を解決しているのだ。 そんなある日。 「警察諸君、ごきげんよう」 「君たちはあの美しい炎、もう一度拝みたいとは思わないかい?」 「タイムリミットは4/30の夜」 「もしその日までに私を捕らえられなければ、次こそより大きな焔を以って東京を焼こう」 警察本部に突きつけられたのは、再び大文字事件を起こすという犯行予告。 あの惨劇を繰り返すまいと、あなたたちは犯人確保を目指して立ち上がった。 刑事として、魔女として、そして人として。あなたたちは何を選択するのだろうか。
【共通ハンドアウト】
あなたたちは刑事部特級事項処理課こと「ワルプルギス」に所属する警察官だ。 都内にて発生する神話的事象はミーム汚染を防ぐために「特級事項」と呼称され隠匿されており、あなたたちが主となって処理している。 あなたたちは元は別の部署に所属していたが、室長である成村頼斗(ナリムラ・ライト)に引き抜かれる形でワルプルギスへの配属が決定した。 HOに指定がなければ前の部署や引き抜かれた経緯について自由に設定して構わないが、所属の順番はHO1→HO4→HO2→HO3である。
【公開ハンドアウト】
HO:一騎当千 誰も決して敵うことはない。 あなたこそが正義を成す力なのだから。 あなたはワルプルギスの副チーフであり、室長の成村頼斗(ナリムラ・ライト)の補佐を務める。 HO:二律背反 葛藤ののち選択せよ。 少しでも己が心の休まる方へ。 あなたには那津紀美桜(ナツキ・ミオ)という大切な人物がいる。 HO:三人文珠 その先に友がいる。 一体何が決意を揺らがせるというのか。 あなたには捜査一課に山倉葉月(ヤマクラ・ハヅキ)、川郷流矢(カワサト・リュウヤ)の2人の同僚がいる。 HO:四面楚歌 孤独は薬であり毒だ。 信じない者を信じる者など現れない。 あなたは才能あふれる優秀な警官だが、前の部署で疎まれていた。 HO診断→ https://kuizy.net/analysis/29419
【注意事項】
◯NPCと多分に話していただくシナリオとなっています。NPCとの会話をスキップしつつ遊ぶことも可能ですが、シナリオ本来の楽しみ方から逸れる可能性があります。 ◯このシナリオは神話生物・呪文に対する独自解釈に基づいて制作されており、またシナリオ内にオリジナル呪文が登場します。 ◯このシナリオはフィクションです。東京都内を舞台としており実在の地名を使用していますが、実際の地域とは無関係です。 ◯このシナリオには警察組織内に実在しない部署が登場します。 ◯このシナリオは速水御舟の絵画作品『炎舞』からインスピレーションを受けており、シナリオ内に当該作品が登場します。シナリオ内での扱われ方はあくまでも作者による独自解釈に基づくものであり、当該作品を非難する意図はありません。
【権利について】
本シナリオは、『クトゥルフ神話TRPG』(株式会社KADOKAWA/株式会社アークライト)に基づく二次創作作品であり、「クトゥルフ神話TRPG シナリオ等の公開・利用ルール(SPL)」に則って無料頒布される非公式作品です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc.; all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. 『クトゥルフ神話TRPG』『新クトゥルフ神話TRPG』は株式会社KADOKAWAが出版しています。 © KADOKAWA / © Arclight Inc. / © Chaosium Inc. 著:藻類
【公開情報+本文サンプルについて】
ワルプルギスに関する設定や探索者作成条件・公開NPC情報など、事前に公開できる情報が多いため通過を考えている方向けの公開情報群をまとめたPDFとなっています。 また、シナリオ背景や致命的なネタバレとなりうる部分を削除・伏字にした本文サンプルも併記してあります。 「PLとして通過したいけど雰囲気が気になる!」という方は目を通してもらっても構いません。導入パートのみとなっているので、読んでも通過に支障は来さないと考えられます。




