TeXTyping 【LaTeX用エディタ & PDF ビュアー】
- Digital1,980 JPY















TeXTyping は、TeXworks をベースにした Windows 向け LaTeX エディタ & PDF ビュアーです。 1 つのウィンドウの中でソースと PDF を左右に並べて表示できるので、画面を行き来せずに執筆とプレビューを同時に行えます。 VSCode ライクな検索・置換、マルチカーソル編集、数式記号スニペットパネル、アウトライン自動生成、正規表現ベースの柔軟な構文カラーリングなど、 論文・レポート執筆に欲しかった機能をひとまとめにしました。TeXworks の素朴さと軽さはそのままに、LaTeX 執筆環境を一段階アップグレードしたい方向けのツールです。
公式サイト
http://opendemjapan.parallel.jp/latex.html
詳細
■ 主な特徴 ・エディタ+PDF ビュアーの一体型レイアウト - 1 つのウィンドウの左側にエディタ、右側に PDF を表示。 - SyncTeX によるソース ↔ PDF の相互ジャンプに対応しているため、本文と出力を素早く行き来できます。 ・アウトライン(しおり)自動生成 - \chapter / \section / \subsection / \subsubsection などからアウトラインを自動作成。 - 左側パネルで見出しをクリックするだけで、該当箇所にジャンプできます。 ・数学記号スニペットパネル - よく使う数学記号をアイコンから選んでクリックするだけで、対応する LaTeX コードを挿入可能。 - コマンド名を毎回思い出したり、入力補完を待つ必要がありません。 ・ユーザー定義の構文カラーリング - 正規表現ベースでハイライトルールを追加できるため、独自マクロや頻出パターンを任意の色で強調できます。 - 括弧のペアカラーリングにも対応し、ネストが深い数式や環境も追いやすくなります。 ・VSCode 風の検索・置換 UI - エディタ右上に検索バーを表示するスタイルで、画面を塞ぐダイアログは出ません。 - 大文字小文字の区別、単語単位、正規表現検索、一括置換/一件ずつ置換に対応。 ・マルチカーソル編集 - Alt+クリックやホイールドラッグ(矩形選択)で複数カーソルを同時に操作可能。 - 縦方向に同じ編集を行う場合や、同じパターンの修正をまとめて行う場合に便利です。 ・タブで複数ファイルを管理 - 複数の .tex ファイルを同じウィンドウ内のタブとして開けます。 - 章ごとにファイルを分けているプロジェクトでも、ウィンドウを増やさずに編集可能です。 ・シンプルなツールバー & サイドバー - TeXworks より少し整理された 2 段構成のツールバーで、編集領域を広く確保。 - 左側のサイドバーに、数学記号パネル・アウトライン・各種トグルボタンを集約しています。 ・フォーマッタ/フォントサイズ変更 - LaTeX コードを整形するフォーマッタ機能(外部ツール連携または内蔵処理)が利用できます。 - Ctrl + ; でエディタ/メニューのフォントサイズを 1 段階拡大、Ctrl + - で縮小できます。 ■ 主なショートカット例 ・Ctrl + S :保存(新規ファイルは「名前を付けて保存」) ・Ctrl + F :検索 ・Ctrl + R :置換 ・Ctrl + W :タブを閉じる ・Ctrl + Q :アプリ終了 ・Ctrl + T :タイプセット(コンパイル) ・Ctrl + ; :フォント拡大 ・Ctrl + - :フォント縮小 ■ 想定する利用シーン ・卒業論文・修士論文・博士論文・学会論文など、長文の LaTeX 文書を執筆するとき ・数式の多い資料や講義ノートを LaTeX で作成したいとき ・TeXworks のシンプルさが好きだが、もう少し多機能なエディタが欲しい方 ・VSCode ほど重くない、軽量な LaTeX エディタを探している方 ・日本語環境の LaTeX エディタを整えたい方
動作環境
■ 対応 OS ・Windows 10 / 11(64bit) ※現時点では Windows 専用です。他 OS は非サポートです。 ■ 必要な LaTeX 環境 ・TeXTyping 自体には LaTeX コンパイラは同梱していません。 ・事前に TeX Live などの LaTeX ディストリビューションをインストールしてください。 - 例:TeX Live(Windows 版)のネットインストーラからインストール ■ ハードウェアの目安 ・CPU:近年の 64bit CPU ・メモリ:8GB 以上推奨 ・ストレージ: - TeXTyping 本体:数百 MB 程度 - TeX Live 等の LaTeX 環境:数 GB 程度 ・ディスプレイ解像度:フル HD(1920×1080)以上を推奨 ■ その他 ・日本語フォント/PDF ビュアー等は OS 標準のものを使用します。 ・インストールには管理者権限は必須ではありません(ユーザー権限インストールで利用可能)。
アップデート履歴
● v0.1.0(2025-11-28) - TeXTyping 初版リリース - TeXworks ベースのカスタム UI を実装 - エディタ+PDF ビュアーの 2 ペイン表示 - Math Symbols パネル/アウトラインパネルを追加 - 正規表現ベースの構文カラーリングと括弧ペアカラーリング - VSCode 風検索・置換 UI を実装 - マルチカーソル編集に対応 - SyncTeX による正逆検索の安定化 - フォーマッタ・フォントサイズ変更ショートカットを追加














