【電子版】【C108新刊予約】ナイチンゲールと統計データ分析 国を動かし死亡率を下げたデータ活用・政治交渉・メディア戦略の事例
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■仕様 ・A5/272ページ/横書き/1,200円(紙の同人誌版は2,000円) ■特記事項 ・予約購入特典として、電子版のみで2026年4月に作成した増補前PDF(172ページ)がダウンロード可能です。 ・2026/08/16 コミケ108での新刊頒布に合わせて、新刊(増補版)がダウンロード可能になります。こちらの運用をご了承の上で、ご購入ください。 ■目次 はじめに 8 第1章 ナイチンゲールの分析 戦時の死亡率 29 第2章 ナイチンゲールの分析 平時の死亡率 55 第3章 国を動かし、命を救った統計データ活用 81 第4章 病院標準統計の提案 99 第5章 ナイチンゲールの戦い 王立委員会創設に向けた交渉 111 第6章 「偉人ナイチンゲール」の始まり 王立委員会での取り組み 165 第7章 世論を動かすメディア戦略 211 終章 なぜナイチンゲールは国を動かせたのか? 245 付録 『英国陸軍保健覚え書』概要 249 あとがき 261 参考文献 265 ■概要 この同人誌は「近代看護教育の母」「ランプを持った淑女」として知られるフロレンス・ナイチンゲールが、クリミア戦争後に陸軍衛生を改革するための王立委員会を創設し、戦時と平時の死亡率分析や調査・証言を収集した改善活動の記録と、彼女が報告書を解説するものです。 前半では報告書に記載された統計データ分析をテーマに、最も有名なグラフ「ローズ・ダイアグラム」などの作成を通じて、何のために分析を行い、何を発見し、何を伝え、どんな取り組みをして、何を結果として残したのかを解説します。 後半では、陸軍の問題を改善するための政治交渉として「王立委員会創設交渉」「王立委員会を主導した行動記録」「王立委員会後に改革案を実現に移すために行ったこと」などと、そうした成果をより大きく動かすために新聞・雑誌・出版を通じて行ったメディア戦略を解説します。 ■ナイチンゲールの有名なグラフとグラフを掲載した報告書の総解説 ・書かれている事項 ・グラフで何を伝えようとしていたのか? ・グラフの元になったデータの解説 ・「報告書」で改善しようとしたこと ・実際に改善のために取り組んだこと ・その結果、改善したこと ■ポイント ・ナイチンゲールは「病気になってからの看護・医療」ではなく、「病気になることを防ぐ衛生」の重要さを、グラフ・報告書で伝え、国の政策を変えた。 ・最も有名な『看護覚え書』も「衛生の書」の側面で読むと理解しやすい。 ・統計データだけでは国は動かず、政治交渉・メディア戦略で政策を実現。 ・陸軍医療統計部を創設し、データフォーマットも統一。 ・平時の病院標準統計も設計し、国際統計会議へ提案・採択。 ■日本であまり言及がないエピソード解説 ・ナイチンゲールは「人間」であり、自身の改革の取り組みに迷いもあった。 ・ナイチンゲールの先行事例となった「補給委員会」報告書の失敗と世論形成。 ■日本人のほとんどが直接読んだことがないナイチンゲールの最高傑作 本書で紹介するグラフ・表の多くは、ナイチンゲールの最高傑作『英国陸軍保健覚え書』(853ページ)と「王立委員会報告書」に由来します。 前者は「極秘報告書」と呼ばれ、500部だけ自費出版されたものです。そのため、公刊されておらず、日本でナイチンゲールが好きだという人も名前を知らない人が多く、99.9%は直接読んだことがないものとなるでしょう。 この最高傑作は世の中で知られる『看護覚え書』、『病院覚え書』の原点であり、クリミア戦争後のナイチンゲールが「看護」という「結果へのアプローチ」に対して、「病にならないようにする予防科学としての衛生」へと活動の根幹をシフトしたことを示す、象徴的な一冊です。 本同人誌はこの本の誕生秘話と概要解説を併せて行います。


















