東方仗助の臨在
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B5/44P/本文約5万字 1000円 ※初心者向けではありません ※宗教的信仰を勧める内容ではありません ※第4部・第7部・第8部読了済みであることを想定しています ※会場頒布価格と同額です 『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』を中心に、 第4部『ダイヤモンドは砕けない』との関係を、 聖書構造・カバラ・神学・錬金術などの 神秘思想の枠組みから読み直した考察本です。 「東方定助は、東方仗助の転生なのか?」 「ジョジョシリーズにおけるジョジョリオンの役割とは?」 本書では、 第4部の東方仗助が持っていた名前・役割・象徴が、 第8部では吉良吉影、空条仗世文、東方定助、 そして杜王町そのものへ分配・再構成されていると考えます。 第4部を「旧約的な杜王町」、 第8部を「再構成された新約的な杜王町」として捉え、 《復活》《母と子》《冥界下り》《月》《恩寵》などを手がかりに、 『ジョジョリオン』の物語構造を読み解いていきます。 タイトルの「臨在」とは、 東方仗助本人がそこにいなくても、 彼の名や姿、役割、物語が別のかたちで現前している、 という本書の中心的な考え方です。 キャラクター単位の元ネタ探しや小ネタ集ではなく、 「なぜ第8部は第4部と似ているのに、これほど違って見えるのか」 「なぜ彼は再び《ひがしかたじょうすけ》という名前を与えられたのか」 「8部吉良吉影と空条仗世文の〇〇はどういう意味をもたらしているか?」 という問題を、作品全体の構造から考察・批評しています。 専門的な用語は出てきますが、 学術的な証明や断定を目的とした本ではありません。 『ジョジョリオン』という物語を神秘思想という座標から眺めたとき、 そこに現れてくる「東方仗助」を追った一冊です。



