「同人誌印刷のあけぼの」でフォローしきれなかった、SF、ミステリのファンジンについて調査した本です。マンガ同人誌が急成長した70年代から80年代にかけて、SFとミステリの同人誌はどのような状況にあったのでしょうか？ 特にミステリの同人誌については、ほぼ初めての研究になると思われます。元東京創元社の戸川安宣さん、ミステリ作家の芦辺拓さん、東京創元社の小浜徹也さん、GATACON事務局長の小山博久さんのインタビューが収録されています。