アナログハック・オープンリソースPBM シナリオ#0 リアクション集
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"Project Serendipity"へようこそ! 本企画は、作家・長谷敏司氏が発案・公開されている世界観、"アナログハック・オープンリソース"を用いたP.B.M.(Play-By-Mail)です。 "アナログハック・オープンリソース"のポリシーに基づき、設定および世界観を、リソースとして使用させて頂いています。
P.B.M.とは
P.B.M.(以下PBM)とは前世紀、(定義によってはさらに前)に行われていた、「郵便を媒体として楽しむゲーム(Play-By-Mail)」の総称です。 時が移り、媒体は電子化されましたが、「郵便」あるいは「手紙」という媒体が象徴する「コミュニケーション」という要素を大切にするという意味合いで、PBMという略称を敢えて引き継いでいます。
"Project Serendipity"とは
一言で言えば、「物語をつくる」ゲームです。 マスターは、用意したシナリオと設定、状況に対して寄せられたキャラクタやそのアクションを勘案・判定して、発生した結果や次の状況を「リアクション」と呼ばれる小説形式の文章として発行します。プレイヤーはこれを読み、次回のアクションを作成します。 アクションに対するリアクション(ターン)の連続が、全体としての物語を形作ります。 「文章を媒体として行う、タイムスパンの長いTRPG」といった喩えも可能ですし、リプレイ小説との類似性もあります。 最大の特徴は、複数の立場・視点・意志をもつプレイヤーがひとつの物語に参加することです。 出逢いと相克、あるいは協働がもたらす「素敵な偶然」への期待と希望を込めて命名しました。
シナリオ概要
22世紀初頭――AIが人間の知能を超えて半世紀、hIEと呼ばれるアンドロイドが人間の代替をするようになって四半世紀が過ぎた時代。 ヒトは自身より優れたAIを恐れながらも、厳重に管理し、利用していた。ヒトとモノとの存在意義がせめぎ合い、軋みを上げる世界でも、大多数の人々は超高度AIとhIEという文明の利器を利用し、空前の繁栄を享受している。 その繁栄を表すかのように、メガコーポであるルタス・コーポレーションが建築した「ムロト・オーシャン・パーク」は存在し、毎日のように多数の観光客を迎え入れていた。 水深五十mの海底テーマパークでは、海の生物と触れ合うこともできれば、様々なアトラクションも設置されている。さらに深度千mの海底谷に設置されたラボでは、最新の深海研究が進められており、許可を得れば見学もできる。 そんな華やかなテーマパークは、ある事件により一瞬にして非日常の空間に変わった。テーマパーク入り口のエスカレーターが爆破され、多くの観光客が施設内に取り残されたのだ。しかもテーマパークのアテンダントhIEや各種整備機械が暴走し、観光客たちへと襲いかかる。 だが、沸き起こる阿鼻叫喚の渦の中には、三種の異物が混入していた。 The Ugly――IAIA(国際人工知性機構)捜査官、三柴健郎(みしば・けんろう)とバディhIE「ミーディアム」。 The Bad――ルタス・コーポレーションの次期CEO、アイーダ・ルタスとその私兵集団。 ――そして、「人を識るための道具」と自らを名乗り、オーナーシップを求めるhIE「パーセフォニー」。 光なき深海に蠢くものは、果たして何か。 交錯する陰謀、感情、そして数多の意志が今、ひとつの物語を織り上げる――
商品内容
企画中に発行されたリアクション(PDF)の全集です。交流によって全て手に入れている方に特別なメリットをもたらすものではありません。 興味を抱きながら実際には参加されなかった方、PBMとはどういうものなのか後追いで体験してみたい方にお薦めします。