小説「魔女の森」から生まれた音楽作品群1作目です。 4曲を収録したミニアルバム。 ----------- L*aura（ローラ）と申します。主に作曲、作詞、ボカロ（初音ミク）、時たま絵を描いたりしております。 冒頭を読んですぐリストのラ・カンパネラが思い浮かび、そのイメージをベースに、最初は雨がぽつぽつと、次第に本降りになるのをピアノの音で表現しました。 映画の冒頭に、雲行きが怪しくなる空や、足元で弾ける雨粒、遠くから見た薄暗い森の風景などが流れているのをイメージしながらお聴きいただけたらと思います。 終盤には、ジョバンニと魔女シリーズを聴いていただけた方にはわかるかもしれないフレーズが隠れています。 ----------- Capchiiです。いろいろなジャンルの曲を自分の解釈で作るのが好きです。 魔女の森、p.60周辺の劇場公演を表現しました。演者のニュアンスを許さない楽譜通りのカントの音楽を、決まったフレーズのループを中心に、それぞれのフレーズでベロシティー (音の強弱) をあえて一定にすることで表現しました。また、真雪さんにいただいた歌詞にインスパイアされ、曲でも情景を表現しようと頑張りました。前奏で聞こえる鳥の声にやがて森の川の音が加わり、最後にはカントの民衆が加わります。 ----------- 久遠真雪（くどうまゆき）と申します。言葉の響きや空気感を大切に作詞しております。 1番は人形姫の誕生の章。あなたが生まれてきてくれて嬉しい。そんな子供への愛情と希望を詰め込みました。 2番は森創り。動物たちも交え、和気あいあいとした優しい雰囲気に。 3番は町造り。美しく理想的な町カント。その代償に声を嗄らしてしまった人形姫。それでも大好きな歌を歌い、響かせて。 1曲の中に物語の醍醐味が凝縮した曲で歌詞を作るのがとても楽しかったです。 ----------- 「魔女の森」プロジェクト主宰のyukkyです。 イベントや企画のプロデュース、曲や動画を作っています。 Tr3は第1話から第2話へと移る場面、まさに森を抜けようというシーンに聞こえてくる音楽を曲にしました。いまいちマンドリンの扱い方が分かりません。Tr4は鬱蒼とした森を頼りになる地図もなく歩く旅人とトカゲ2人の心情を描きました。 ----------- 「魔女の森」プロジェクトは「魔女の森」プロジェクトはコアストーリーから音楽、画、文といった様々な表現で物語を拡げていく、創作者のための遊び場です。 Twitterで #魔女の森 を覗いてみてくださいね。