ここで何が起きたのか。 ここで私は何をしたのか。 誰も知らない。 私も知らない。 マルチジャンルホラーRPG インセイン 『泡沫の罪』 ──ここに在るのは、罪か、罰か。
レギュレーション
※シナリオデータの閲覧には、ゲームマーケット2020秋で頒布した書籍版の奥付に記載しているパスワードが必要です。 ※PL向け情報はパスワード制限はありません。 タイトル :泡沫の罪 シナリオタイプ :特殊型 PL人数 :3 リミット :3 狂気 :9(※) プライズ :「記憶の断片」 ▼ワールドセッティング 何もない部屋 ▼レギュレーション インセイン インセイン2デッドループ (※)PCの【精神状態】は除く
PL向け情報
このシナリオでは、PCは自分自身に関する記憶はすべて失っています。 かろうじて、自分の名前や年齢だけはうっすら思い出せるものの、それ以外のことは何もわかりません。 記憶を失う前の自分がどんな人間だったのか、設定を考えたり作ったりする必要はありません。 無事に脱出できてから考えましょう。 それからでも遅くありません。 真っ白で、まっさらな人間をひとり、用意しておいてください。
シナリオ限定ルール
このシナリオにおいて、PCは自身に関する記憶をすべて失っています。そのため、各PCのハンドアウトの【秘密】欄は空白です。 また、すべてのPCは複数の【狂気】を持っています。 調査判定で他者の【精神状態】を獲得し、相手の所持している【狂気】を知ることで、プライズ「記憶の断片」を入手できます。 このとき、カウンセリングはしなくてもかまいません。 プライズ「記憶の断片」を3つ入手すると、PCは自身の記憶=【秘密】を取り戻し、部屋から脱出できます。 「記憶の断片」はアイテムではないため、アビリティ【誘惑】の対象にはなりません。また、トリガーによって発動した【精神状態】=【狂気】は調査判定の対象になりません。 調査判定で入手した【精神状態】、「記憶の断片」の内容は【感情共有】できません。 自分の【秘密】を取り戻した時、誰かと【感情】が結ばれていても、【感情共有】は発生しません。 「記憶の断片」を譲渡しても、一度でも3つ入手済みであれば、自身の【秘密】を失うことはありません。譲渡する場合、相手に譲渡するプライズの数に上限はありません。 自身の【秘密】を取り戻せなかった場合、PCはエンディングフェイズで【死亡】する可能性があります。
本作は「河嶋陶一朗/冒険企画局」「新紀元社」が権利を所有する『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』の二次創作物です。