11/29「或る図書館にて17」頒布 A5二段組/48P その愛情の深いことを知っている。 その愛情の広いことを知っている。 そういうものだと割り切っている。 けれどわたしは、 『高野線』に潜書した織田の身体が、突然、女性のものに変化する。原因がわからない中で、室生はその変化に不安が拭えないでいた。 織田もまた、強い眠気と電車の音に悩まされる。書くこともままならず、いつも通りの自分ではいられないもどかしさ。その中で、ある日、一つの考えが脳裏にひらめく。 「女のワシを、抱いてみませんか」 そう告げる織田に室生は――。 サンプル： https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14171937 このおはなしには、以下のものが含まれます。 ・後天性女体化 ・独自設定 ・著作ネタ･史実ネタ ・弊館司書(今回もたくさんしゃべる)