ピアニスト／作曲家の西島芳率いる「息の重なり」をテーマに3つの管楽器と声、ピアノで奏でるバンド Ensemble Shippolly（アンサンブル・シッポリィ）のセカンドアルバム。 今回は前作から一変その名の通りダンサブルでリズムのエッジが効いた楽曲を多数収録。ドラムやベースといったリズム楽器がないゆえに聴かせられる面白さがある。今作もアコースティックで高音質に録音されたこのバンドならではのアンサンブル楽曲から、大胆かつ細やかな編集にチャレンジした楽曲など、新たな展開をみせる。前作にも増して音の景色の見える魅力的な作品。 リーダー西島はデビュー作「王様の足許に跪く女」、スウェーデンで録音した「White In Dark」に並び、情景の浮かぶような楽曲を書き下ろしている。主翼メンバーには、関西を拠点にジャンルも地域も縦横無尽に活躍する武井努、ジャズのエッセンスを巧みに取り入れ歌い上げる中山雄貴、芳垣安洋ほか欧州のミュージシャンらと共演し即興演奏家としての才覚が注目される有本羅人。 今回も五島昭彦による’金田式バランス電流伝送DC録音 システム’を採用し、神戸の100BANホールにて収録。 Ensemble Shipplly 西島 芳 Kaori Nishijima (piano, electric piano, voice) 武井 努 Tsutomu Takei (tenor&soprano saxophone, clarinet,flute) 中山雄貴 Yuki Nakayama (trombone) 有本羅人 Rabito Arimoto (trumpet, flugelhorn, bass clarinet) 【Tracks】 1. ミラクル 2. discolomotion 3. リニア 4. Night Scene 5. すねぼん 6. It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got ThatSwing) 7. Manteca 8. リレー 9. Dancing Shippolly 2021/1/6 NITECO STUDIO & MUSIC ARTS NS-0917