【イントロダクション】 最初は小さな綻びだった。 それが段々と大きくなっていくのを何もできない自分は見ていた。 どうしようもない、どうすることもできない。 それでも運命は自分を、自分たちを見逃してはくれないようだ。 それなら、自分は……。 6月終わりの休日。 キミたちはコンサートに来ていた。 友人たちが出演すると聞いて心を躍らせて。 エモクロアTRPG 「薄片上のルプランドル」 これは長い長い6月最後の日の話――。 【シナリオ情報】 プレイヤー人数：3人固定 プレイ時間：3時間程度 タグ：シリアス、中級者向け、ハンドアウト有り 【ハンドアウト】 共鳴者作成の際、ハンドアウトを提示しPLに選択してもらう。ハンドアウトとは、共鳴者に与えられる設定を記載しているものである。 PLは配られたハンドアウトの内容を踏まえてキャラ作成を行うこと。 今回のシナリオでは、全共鳴者共通のハンドアウトと個別に配られるハンドアウトがある。 前者のハンドアウトを【共通ハンドアウト】、後者のハンドアウトを【個別ハンドアウト】として記載している。 両方提示し、DLとPLで相談して個別ハンドアウトを選択する。 【共通ハンドアウト】 あなたたちはお互いが仲の良い友人だ。 どんな風に知り合ったかは自由であるが、それぞれのPCやNPCはとても仲が良い。 6/29（土）13時。その日は6人組でどこかに遊びに行く予定になっている。 また6/30（日）13時は共通の友人であるNPC3人が参加するコンサートを見に行く予定がある。 ※6/29はどこに遊びに行くかDLと相談しておくと良いです。みんなで一緒に遊ぶRPが入ります。 【個別ハンドアウト】 HO1 ヨハン・ヘンゼルフォンと特に仲が良い。 【ヨハン・ヘンゼルフォンについて】 ドイツ人で現在日本に在住している。 朗らかでとても人懐っこい笑みを浮かべる青年だ。 トランペットのプロ奏者であり、みんなのまとめ役でもある。 コンサートも近づき緊張が増す中、彼は何か悩んでいる様子だ。 HO2 泉岳寺玲斗と特に仲が良い。 【泉岳寺 玲斗（せんがくじ れいと）について】 日本人。基本的にぶっきらぼうであまり人付き合いは良いとは言えない。どこか物憂げな時もあり、ミステリアス。 だが心を開いた相手に対してはとても優しい。 クラシックではファゴット奏者。 悩み事を抱え込みやすいことを知っている。 HO3 音田紫乃と特に仲が良い。 【音田 紫乃（おとだ　しの）】 日本人。とても明るく、関西弁に近い方言を使う。 人懐っこいがたまに現実主義。HO3はよく彼女の悪戯の餌食になっている。 クラシックではサックス奏者。 この仲良しグループのことをとても大切に思っているようで、今日のお出かけについても楽しみにしているようだ。 ============================================================= 【内容物】 シナリオpdf シナリオメモ帳 トレーラー画像 ハンドアウトメモ帳 初めてエモクロアのシナリオを公開するので何か不備や質問などがあればTwitterDM（下記記載）にお願いいたします。 【連絡先】 茶越きよか https://twitter.com/sagoshi_kiyoka ※支援用と通常版は内容物は同じです。 あくまで支援したい方がいらしたら支援用でご購入いただければ幸いです。