
ガルパンで人気となったフィンランドの戦車の歴史をたどるフィンランド戦車発達史の続編、ついに戦後編に突入です。戦争中あれだけ多彩な戦車、装甲車両を使用したフィンランド軍、戦後の歩みも実に独特です。バリエーションも実に豊富。そのせいで最初冊にまとめようと思ったのですが、戦後編もなんと3冊になってしまいました。フィンランドといえば、戦前にからのつながりもあり、当初はイギリス製が多いのですが、それがいつの間に痩せソ連製が増えていきます。なぜそうなったのか、その間の事情は本誌でご確認ください。単なる車両の解説だけでなく、その背景にも迫れるのは、フィンランドの軍事史についての第一人者である筆者ならではです。掲載された写真は、筆者自身がフィンランドで撮影した貴重なものばかり。ガルパンで知ったフィンランドのことを知るため、そして模型製作のため、必携の書といえるでしょう。
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