- ¥ 1,400
※豆本の新シリーズです。
少年が語る、異世界の星座の物語
一冊一冊糸綴じをし、カルトンに布張り。 ハードカバーの豆本です。 紅茶で紙を染め、古書の風合いを出しました。 「白鷹の十字星」(文・挿絵 楠 深海) 幅約4.6センチ 高さ約6.3センチ 96p、モノクロ挿絵数枚 ※アンティークの風合いを出すというコンセプトのため、 紙は茶色でごわごわ、ところどころにムラやシミがあります。ご了承ください。 ※作品をイメージした英詩カードをつけております。合わせてお楽しみください。 ~「白鷹の十字星」英詩カード日本語訳~ ごめんなさいね 私はとっても古い女なの 「王子さまと結婚して、すえながく幸せにくらしました」 私にとっては、それが最高のハッピーエンドなの すてきな舞踏会 絢爛なるお城 ガラスの靴 そして奇跡の巡り会い 私はそんな古めかしいことを望んでいるの ごめんなさいね 私はとってもわがままな女なの 「たくさんの子どもたちに囲まれて、すえながく幸せにくらしました」 あなたにとっては、最悪のバッドエンドよね 幸せな家族 それらはみんな、わたしのもの あなたのものじゃない あなたにとっては無価値なもの ごめんなさいね 私はとっても困った女よね あなたのために祈りましょう あなたの願いがかなうように こんどこそ あなたを幸せにするために **************** グリーゼという惑星を巡る、十二の星の物語。 第一巻目は、北の大地をまもる神霊、白鷹さまが我が儘放題してしまうお話。 あたかもシンデレラのごとく、とある少女が白鷹さまに望みをかなえてもらうのですが… 星座にまつわるお話を、岩窟の寺院に住まう、とある少年が語ります。
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