【シナリオ概要】 本作は、19世紀末イギリスのロンドンを舞台にしたバディシナリオです。秘匿情報のあるハンドアウトを用いますが、探索者同士の対立を意図してはいません。 『新クトゥルフ神話TRPGルールブック（7版）』の1920年代探索者、または『クトゥルフ神話TRPG（6版）』や『クトゥルフ・バイ・ガスライト』を用いた1890年代探索者で遊ぶことができます。6版で遊ぶ場合は、技能や対抗ロール、ボーナスダイスの扱いを適宜コンバートしてください。 想定プレイ時間はボイスセッションで3〜４時間程度ですが、ロールプレイが盛り上がれば倍以上になるかもしれません。時代知識は不要で、TRPG初心者でも楽しめるよう設計しています。 【今回予告】 1888年12月22日。クリスマス気分に浮かれる冬のロンドン。しがない探偵としがない医者である探索者たちの自宅兼事務所に、立派な身なりの紳士が訪れる。久しぶりの依頼をこなせば、滞納していた家賃を軽く払える上に、ガチョウの丸焼きにありつくこともできるだろう。いや、それどころか…… ──悪徳の街をさまよった果てに、2つの「秘密」がたどり着く末路とは。