公開HO

【公開HO】 HO1：あなたには友人がいる。その手を握って離さない。 HO2：あなたには友人がいる。その手を確かに握られている。 【共通HO】 孤児院は子どもが溢れており、かなり放任主義だ。 大人はたった一人、園長のみで、その園長は赤子と変わらないような幼い子の世話をするだけでいつも手一杯だ。 数十人の子ども達が、それぞれ好きに勉強･遊び･食事に喧嘩と、やりたい放題をしている。 そこはもはや程度の低い動物園、一種の無法地帯だ。 居心地は決して良くはない。里親に引き取られるまでの我慢だと、いつも身を寄せ合い、隠れるようにして生き延びてきたのだった。 ここでは月に数人 里親が現れて、孤児の何人かが連れられていく。 そしてまた空いた分だけ孤児が来て、入れ替わり立ち替わり、激しく代謝していく。 10歳になる孤児にまだ里親が現れないのは、やや遅めであるかもしれない。 また ここの孤児は、少し偏った常識を持つかもしれない。 なぜなら孤児院から外に出たことがないからだ。 限られた本や映画でしか、外の世界のことを知らない。 そんなあなた達は、少なからず外の世界に憧れている。 もうすぐ里親が来て、憧れの外の世界に連れ出して貰える。 その素晴らしい日が、一日でも早く来ることを、心待ちにしている。 さて、そんな孤児院で暮らすあなた達"3人"には、どんな楽しい思い出があっただろうか？ ※シナリオ開始時に、楽しかった思い出を3つ、二人で話し合って決めることとなる。 （事前に話し合うことは推奨されない） 【制限】 ・PCの年齢、および「××」の年齢は10歳である。 ・SIZ/EDUなどに制限はない。この年齢の平均値に対応して解釈すると良い。