暁の星がたった一つ瞬いていた 「百年はもう来ていたんだな」と この時始めて気が付いた。 (夏目漱石『夢十夜:第一夜』より抜粋) 国語の教科書で勉強した夢十夜。大人になってから、本当に第十夜まであることを知りました。 個人的には第三夜あたりも好きなのですが、第一夜の切ない雰囲気と、匂いすら感じられそうな文章描写が好きだったので、今回は第一夜です。...第十夜まで作っても楽しい気がしています。 チャームは、絶対百合の花と決めていて、朝露に濡れた百合の凛々しさと、花を愛しく思う気持ちが表現できればと思って製作しました。 ...誰得な余談ですが、実は百合の茎部分の画材は、緑ではなく水色を使用しています。 櫛に使われている木の色と水色が混ざり、緑色になるようですが、風合いがいいので、実は少しお気に入りポイントです。 文學櫛を含む絵付け櫛は、文字と絵を印刷や貼り付けなどの手法を使わず、全て手書きで作成しています。そのため、全く同じものは2度と作れず、値段も少しお高めの設定になっています。 櫛として使用しても良いですが、インテリアとして飾っても、ポニーフックのように髪に差して髪飾りとして使用しても可愛いくて話題になるかもしれませんね♪ 横:約12cm 縦:約5cm チャームの長さ:約10cm 【裏文】 こんな夢を見た。 【素材】 木 UVレジン チェーン 白タッセル チャーム(花) 金属チャーム(葉っぱ) ガラス(透明・水色)
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