『怪訝館の殺人(けげんかんのさつじん)』(CoC6版)
- ¥ 750
________________ - 謎以外に何が愛せようか。- 〈ET QUID AMABO NISI QUOD ÆNIGMA EST〉 画家 ジョルジュ・デ・キリコ 1911年の自画像より ________________ 古来より、ヒトは多くの“謎”に直面してきた。 空はなぜ青いのか。海はなぜ塩辛いのか。人はなぜ老いるのか。 ヒトは「分からないもの」をそのままにしておけない……。 けれど、くれぐれも忘れてくれるな。 これは断じて“ミステリ”ではない。 ごくつぶしが送る初めての「館もの」を。
前日譚
11月の中頃、少しばかり日が傾き始めた午後3時ごろ。場所は、依深市・鴨納村(いぶかし・おうのうそん)である。 1泊2日の旅行へ出かけたあなた(達)は、今日の宿泊先である洋館【怪訝館(けげんかん)】へと向かっている最中だ。 利便性を考えればもっと良い宿があったのだろうが、「昭和初期に建てられた本格的な西洋館に格安で宿泊できる」という触れ込みがそれ以上に魅力的だったのだ。最寄りのバス停まで辿り着けば、洋館の持ち主である資産家・吉野川が迎えに来てくれるそうだ。 また、探索者は「前日から怪訝館に宿泊している4人グループがいる」と聞かされている。彼によれば、男女2人ずつの若いグループらしいが……。
概要
推奨技能:「探索」に役立つもの (目星・聞き耳・図書館など) 想定プレイ時間:3~4時間 推奨人数:2~3人 本シナリオは旅行の途中、宿泊先である洋館へ向かうところから始まる。そのため、探索者が複数人の場合は、共に旅行へ出かけるような関係であることが望ましい。公共交通機関を使用しているため、特別に交通手段は必要ない。
感謝
NPCイラストは、しまっちゃうひと先生(@go_cooking_go)に描いていただきました。可愛い4人を描いてくれて、本当にありがとう。 そして、公開前のセッションに参加してくれた7人のプレイヤーさんたち。俺にたくさんの自信をくれて、本当にありがとう。
権利表示
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」