Græy Psycho - グレイサイコ -
- ¥ 1,300
文庫(カバー付)/230頁 アンドロイド専門の精神科医と、自分自身がわからない元娼婦。 約七光年離れた星から産出する鉱物を核に造られる、人間に限りなく近いリイドと呼ばれるアンドロイドが普及した未来。 元娼婦のプリスはリイド専門の精神科医のハルに出会う。彼はリイドにも精神が存在し人間と同様に精神を病むと主張する。プリスは議論やハルのカウンセリングを盗み聞く事でリイドに精神が存在するかという命題に支配され悩み苦しむ。その際リイドの開発会社よりハルにクラーク・ノヴァと呼ばれる逃走したリイドの捜索を強要される。プリスは答えを求め自身の治療を建前に協力する。 舌を抜く殺人鬼舌蒐め、リイドの異常行動、新種ドラッグなどからクラーク・ノヴァの影を感じ取り捜索を始めるのだった。