■あらすじ 「僕たちに興味があるのかい？　……何を話そうか」 「まあいろいろあったよな。顕現早々に驚かされたり、文官だと聞いていた主に手合わせで負けたり」 「初期刀が出奔したり、ね」 「あれはなかなか驚いた！」 「ッフフ……良いよね、たまには、こうして懐かしむのも」 「俺たちの日常に興味があると言ってもらえるのも、嬉しいものだな」 「少し見せてあげようか。僕たちの、熱くて柔らかい……愛しい日々を」 ■仕様・収録内容 大きさ　：A6（文庫本） ページ数：240 厚さ　　：8mm カバー　：あり 帯　　　：あり ■収録内容（★未公開） 写しの本懐 背信の刀 心あふれて、とめどなく 飲み下す、山家の心中 正道、邪道、生きる道 御神刀がつけた傷 柳に刃 天をも穿つ槍と成れ 梅が枝の意志 空の高さを知る鳥よ あふれんばかりの驚きを 赤い彼らの贈る夜 よろず雑貨店エメラルド 闇に灯す ★絶えせぬ熾火 傷持つ石の休息 ★あなたとひととき 石に花咲く夏もあれ 導きの灯火 ★有明の名残月 ■作品の傾向 短編集 日常 ほのぼの シリアス ■ノベルティ よろず雑貨店エメラルドのスタンプカード 山姥切国広の手紙