2014~2020年の商業読み切り(小学館・講談社)とコミティア短編を6本収録した再録集です。 『自分をすり減らしてゼロになろうとしている人々』を描いた6篇。 ★電子版にのみ『いつかゼロになる』の 16ページの続編ネームが付きます★ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ●92P(+電子特典16P) ●PDF形式 ●スマホに向いた「単ページ」 タブレットに向いた「見開き」 両方のデータが同梱されています ●試し読み(『いつかゼロになる』は全て読めます) https://www.pixiv.net/artworks/102943158 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
各作品紹介
●『いつかゼロになる』(講談社モーニング掲載) なんでも人に与えてしまう何も持っていない少年とそれに苛立つ少女のお話 ●『さがすひと』(小学館ビッグコミックオリジナル掲載) ファンタジーの物語を愛する教え子の少年と、それを嘘話だと頭を抱えながらも付き合う家庭教師の男のお話 ●『やすむひと』(小学館ビッグコミック掲載) 部下が「犬が死んだくらいで」休んだ。自分は休めなかったのに。おじさんと部下の動物を巡るお話 ●『きれいな腕』(講談社『メゾン・ド・ねこ』掲載) 猫アレルギーなのに猫がいる家に通う片思いをしている女に片思いしている不毛な俺 ●『明日もまたね』(コミティア) 明晰夢の夢日記 ●『じゃないやつ』(コミティア) 人間でも幽霊でもない中途半端な存在とわたしのお話 ●『いつかゼロになる 2(ネーム)』(電子特典) ある日会社員の男のもとに高校の同級生が死んだというメッセージが届く。同級生の誰も死んだ人間のことを覚えていなかったが、男だけは彼のことを覚えていた