寄る辺なきエトランゼ(著 つるよしの)
- ¥ 1,000
残酷な世界だ。それでも、生きていかざるを得ない。
自ら罪に立ち入った善人に、赦しと救いはあるのか――。 紛争状態が続く未来の地球と月を舞台に描く、SFヒューマンドラマ、第一部。
ジーンは独り言つ。 分かっている。自分がこの「月の裏側」に転属となったのは「罰」なのだと。 物語はユーラシア革命軍の軍医、ジーン・カナハラが愛娘のアイリーンを連れ「月の裏側」にある戦争難民収容所に赴任するところから始まる。 だが、彼は知っている。その施設の真の姿は、人体実験施設だと。 任務に翻弄される彼はある日、被験体の女性、カナデ・ハーンと出会う。 彼女に打たれた試薬「ターン」とは何なのか――? B6版・262P ※本品はweb公開版の第一部のみの収録となります。続編である第二部(ノベルアッププラスでは『続・寄る辺なきエトランゼ』として発表)は2023年秋発刊予定です。 ※ネコポスを使用しているため、一度の注文で購入できるのは合計3冊までです。それ以上の冊数をご注文の場合は、3冊ごとの会計をお願いいたします。