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1月29日閃華の刻42内紅一点16にて頒布した水さに♀小説新刊です。 サンプル▷ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19137777 タイトル:『あからひく』 カップリング:水心子正秀×女審神者 発行:麻葩(ひとりトーストさくり) イラスト:おむらい好( https://twitter.com/omurais_KCP ) 仕様:全年齢/文庫/本文148P 主従または元主従(転生)の水さに短編を5本収録。 ▼あらすじ▼ 1.朝にまみれる水平線 本丸にて婚礼の準備を進める水心子と審神者。そんなふたりのもとに駆け込んできたこんのすけが口にしたのは「歴史修正主義者によって審神者の過去が攻撃される可能性がある」という報告だった。水心子は隊長として、高校生の頃の審神者を守るために出陣する。審神者の高校に臨時の教員として潜入した水心子だったが、そこにいた過去の審神者は不良行為が目立つ問題児で……という話。 2.心鏡 pixiv版の再録です。水心子に失望されたくない審神者と、主に認められたい水心子のやさしい願いの話。 3.となりのあの子 少女は物心ついたときから、審神者として生きた前世の記憶をもっていた。そんな彼女の隣の家には、ひとつ年上の幼馴染が住んでいる。その名を水心子正秀。幼馴染の彼は、前世の彼女が片想いしていた刀剣男士・水心子正秀に瓜二つの姿をしていたが、今世の彼に刀剣男士としての記憶はないようだった。しかし、桜の下で少女がふとこぼした一言で、水心子はやっと何かに気がついて……という話。 4.愛の正体 大学二年生に進学した春、友人の蜂須賀虎徹に頼まれて参加した巡検で女が出会ったのは、かわいい年下の新入生の男の子——ではなく、かわいい年上の院生・水心子正秀だった。女はちょっとした事故をきっかけに水心子を好きになってしまう。蜂須賀に強く背中を押されて付き合うことになったふたりは、やがて婚約に至る。婚姻届の承認を頼まれた蜂須賀は、自分が意図的にふたりを引き合わせたことを明かし、そして、まるでお伽話のようなふたりの運命を語るのだった……という話。 5.花薄、秀にいでて 水心子正秀は刀剣男士として、常に心のどこかで焦燥を感じていた。そしてそれは水心子の主も同じだった。審神者は刀に対して格好をつけたがるたちだったが、同族意識ゆえか水心子に対してだけは、気軽に恋の歌を引用してみせたりする。あるとき、焦燥に押しつぶされてしまいそうになりそうな審神者の臆病な心の内を知った水心子は、彼女だけの神様として、彼女を許し、彼女にすべてを与えることを約束する……という話。