AppleScript基礎テクニック集(29)セキュリティ機能解除~Unlock Security Limitations
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【AppleScript初級者+向け】【画面図を中心に構成、文字数すくなめ】【必要な箇所のみ説明】 AppleScript基礎テクニック集は、文字通りAppleScriptの基礎テクニックをまとめたシリーズです。 AppleScriptの文法をひととおり知っていて、実際に書くことができたとしても、それだけで何かをできるというものでもありません。各種GUIアプリケーションなりOSの機能を呼び出して、なにがしかの作業を自動化できなければ意味がありません。 macOS 10.7以降、それ自体の機能を制限するための「セキュリティ機能」が強化されるようになりました。つまり、機能を「制限する機能」です。macOS 10.10以降になると、セキュリティ機能の制約はAppleScriptにも及ぶようになり、デフォルトの状態では各種機能を動作できない設定状態でOSがリリースされるようになりました。 つまり、AppleScriptからmacOSのフル機能を利用するためには、各種セキュリティ機能の解除を行う必要があるわけです。AppleScriptからアプリケーションを操作しようとすると、「プライバシーとセキュリティ」>「オートメーション」などで実行側のプログラム(AppleScriptアプレットなど)に対して実行許可が必要です。 この解除方法を知らなければ、AppleScriptの制限解除が行えません。知識や情報を持たない人はOSの機能を十分に発揮させられません。macOSの足枷を外すために、この1冊を送ります。 PDF 35ページ、サンプルスクリプトZipアーカイブ添付
目次
●macOSのセキュリテイ機能とAppleScriptの制限解除 初期状態のままだと最新の環境でASが動かない macOSのバージョンとセキュリティ機能の変化 macOS 12までの「セキュリティとプライバシー」 macOS 13からの「プライバシーとセキュリティ」 ①アクセシビリティ ②フルディスクアクセス ③ファイルとフォルダ ④オートメーション オートメーションの認証状態を取得 アクセシビリティの認証状態をScriptで確認 ●AppleScriptの実行プログラム=ランタイム環境を確認 AppleScriptアプレットを実行する場合には 実行環境1:スクリプトエディタ 実行環境2:スクリプトメニュー 実行環境3:Automator 実行環境4:ショートカット.app 実行環境5:/usr/bin/osascript AppleScript 各ランタイム環境情報(1/2) AppleScript 各ランタイム環境情報(2/2) ●その他のセキュリティ関連設定 Image Eventsが使えない! ドロップレットでファイルを受信できない! Safari でAppleScriptのコマンドがエラーに! Safari 10以降のdo JavaScript設定