父親が殺人犯になり、家族はばらばらになった。
十八才の犬飼美沙緒は、雨に濡れ、他人に怯え、明日を生きるあてもなく狭い路地にうずくまっていた。
そんな美沙緒に手を差し伸べたのは、通称「赤猫」を名乗る探偵の赤井小虎だった――。
父の無実を願う美沙緒は赤井とともに一家惨殺に秘められた真実を追う。
探偵赤猫と助手ミケ子、出会いとはじまりの事件録。
小説「探偵赤猫 ストレイキャット・ブルース」文庫(A6)版
◇全434ページ
◇描き下ろしイラストカバー付き
著者:霧嶌十四郎
カバー装画:一
カクヨム版
https://kakuyomu.jp/works/16817139558654814696