歌詞

潸々と雨に降られ 辿り着く闇の中へ 閉されたこの場所で 今日も独りきりさ 書き出す 妄想のダイアリー 湧き出す 衝動とアイロニー 震える身体が叫んでも届かぬなら ウラとオモテ 二律背反 だけどどこか似ているような 春の色を帯びた君の声で 僕の描いたデタラメな理想像は ガラクタのように儚い脆さで そんな惨めな願いも歌に込めてさ どうか遠くまで響いてよ 夜空の果てまで 燦々と光浴びて 賞賛と情報にまみれ 繋がれたこの場所で 今日も人気者だろう？ 気づいて欲しいんだ 孤独も欺瞞も強がりも全部 軋み始めていく僕の声を 空に瞬き連なる星見上げて 一番輝く光に焦がれて こんな哀れな自分を暴き出して 素知らぬ顔で 無情に夜は明けていくんだ 桜舞う空の下 またひとつ季節が過ぎ去る それでも 散る花に背中向けて 二度とないこの瞬間を 僕だけの“青”に染めていくから 君と描いた未来の理想像は ガラクタのように無力だとしても そんな切なる願いも歌に込めて 桜舞い散るこの空を埋め尽くしていくんだ 響いてよ 夜空の星まで