『悪役（あくやく）』 非公式CoCタイマンシナリオが収録されたシナリオ集です。 KPCと死体を埋めに行くシナリオ、役者限定のシナリオの2本が収録されています。 全てのシナリオは第六版対応です。 『僕らの下には死体が埋まっている』 「桜の樹の下には死体が埋まっている」 「二人でそれを本当にしよう」 チャイムの音がしたから扉を開けた。 ただ、それだけだったのだ。 それなのに、目の前に転がるこれはなんだ？ 扉を開けたら男が襲いかかってきた。 男が振りかざして取り落とした包丁を、咄嗟に刺した。 目の前にはもう助からない男がいる。 その男の後頭部を、彼が殴った。 男は死んだ。 男を殺したKPCはあなたに微笑む。 「じゃあこれ、一緒に埋めに行こ？」 本シナリオには『桜の樹の下には（梶井基次郎作）』に関する情報が含まれます。 本シナリオは『PCが殺しかけた相手にKPCがとどめをさし、一緒に死体を埋めに行こう』と誘うシナリオです。 本シナリオは『怪しげなKPCにPCが翻弄される』ということをひとつのテーマとしています。 そのためKPCが接触的にPCをからかったり弄んだりブラックジョークを言い放ったりするシーンが含まれます。 グロテスクな描写、倫理に反した描写が含まれます。またPCが犯罪行為を行うシーンが確定で発生します。 本シナリオでは車を運転するシーンが含まれます。運転技能は必要ありませんがPCまたはKPCが車の運転ができる必要があります。免許については問いません。 【シナリオ概要】 システム クトゥルフ神話TRPG 推奨技能 交渉技能、目星、図書館 準推奨技能（使う機会がある程度） 医学 PC条件 死体を埋めることに抵抗がある人物。 積極的に犯罪行為に手を染める人物は推奨されない。 KPC条件 PCに対して死体を埋めよう、などといって唆す人物。 破滅に誘うような性格が望ましい。 PC、KPC条件 どちらかが一人暮らしであること。そうでない場合は改変が必要になる。 車の運転ができること。これは必須になる。 シナリオ形式 KPとのタイマン 舞台 現代（国の指定は特にないが、日本を想定している） プレイ時間 テキストセッションで六時間ほど。RPが多いのでRPにかなり左右されると思われます。 ロスト率 低（ゲームの難易度が低いという意味） 『劇場と伽藍（げきじょうとがらん）』 『最上級の悲劇を、演じ続けよう。 そこになんの意味もなくとも、舞台の幕は上がっている。』 あなたはとある有名な劇団、その舞台のチケットを貰う。 今回上演される作品は『オセロー』だ。 あなたは彼を誘い、二人で劇場へ向かう。 ブザーが鳴った。 そして、目を覚ますとあなたは舞台の上にいた。 目の前に倒れ込む彼の首に、剣を向けて。 本シナリオには『オセロー（シェイクスピア作）』に関する情報が含まれます。 本シナリオにはグロテスクな表現が多く含まれます。 【シナリオ概要】 システム クトゥルフ神話TRPG 推奨技能 芸術（演技） これについては持っていても持っていなくてもいい。技能値が高くても低くても、演技が上手くても下手でも、あなたが役者であることに変わりは無いからだ。 探索推奨技能 目星、図書館 PC条件 役者であり、主人公である。 自分を役者だと思っていれば良いため職業が役者でなくても良い。 推奨KPC 脇役かつ悪役である。 シナリオ形式 KPとのタイマン 舞台 現代（国の指定は特にない） プレイ時間 テキストセッションで六時間ほど。RPが多いのでRPにかなり左右されると思われます。 ロスト率 低（ゲームの難易度が低いという意味） ＿＿＿ 【収録内容】 シナリオテキストファイル2本。 シナリオpdf2本。 利用規約テキストファイル1本。