ペンダント曼荼羅
- ¥ 1,300
曼荼羅を身近に取り入れたいと思い『ペンダント曼荼羅』を作りました。仏の慈悲が皆様に広がり皆様の慈悲がまた周囲の方にも広がっていきますよう、ペンダントまたはキーホルダーとして身に着けて頂ければ幸いです(^^) サイズ:本体部分5.5cm 革紐、チェーン:70cm+アジャスター5cm 透かしパーツの表裏にレジンを敷きラインストーンを乗せました。 アジャスター、丸カン、紐留め、バチカン、チェーンなどの金具はすべて金属アレルギー対応のサージカルステンレスを使用しています。 ①革紐-ダークグレー ②革紐-ライトグレー ③ゴールドチェーン からお選び頂き、メッセージにてお知らせくださいませ。 ※その他ショップトップページの注意事項を必ずお読みくださいませ。 モチーフ:『胎蔵曼荼羅』 胎蔵曼荼羅の中核である中台八葉院を透かしパーツの上に再現しました。中央と東西南北に坐す五仏の身色は教理的な意味を要しそれぞれで異なります。大日如来は本源の白、宝幢如来は煩悩を取り除く赤、開敷華王如来は悟りを得て花開いた黄、無量寿如来は慈悲を以って人々に施す青、天鼓雷音如来は現実に実践し行動する黒です。 四方の如来は智徳を得た姿を表しており、四隅の菩薩はそれ以前の修行中の姿を表しています。四菩薩がそれぞれの如来の元で修行していることを表すにあたり、四菩薩の色は四仏の色より薄いものにしました。 普賢菩薩は宝幢如来の元で、文殊菩薩は開敷華王如来の元で、観自在菩薩は無量寿如来の元で、弥勒菩薩は天鼓雷音如来の元で修行しています。 参考書『曼荼羅入門』小峰彌彦著 簡単に言ってしまうと仏の姿はそれぞれの役割や意味を擬人化したものです。人の形を取っているのは釈尊が人である事に由来しています。私もそれに惑わされがちですが実際には形のないものであり、どこにでも存在するものであり、皆様の中にあるものです。 一人でも多くの方に興味を持って頂き、曼荼羅の内容や意味が広がっていけばいいなあと思っております(^^) ご覧頂きましてありがとうございました!(^^)
『現図曼荼羅』について
一般に知られている『胎蔵曼荼羅』『金剛界曼荼羅』は数ある曼荼羅の中の一つで、密教の教義を網羅し最も完成されたもの且つ芸術的なものです。二つを合わせて現図曼荼羅、または両部曼荼羅と呼ばれています。胎蔵曼荼羅は『大日経』を基とし、金剛界曼荼羅は『金剛頂経』が基になっています。 胎蔵曼荼羅はその名の通り女性が慈しみを以て胎内で命を育みやがて生まれていくのが世の理であるように、宇宙の理である大日如来の悟りが衆生に展開していく様子を描いています。 対して金剛界曼荼羅は大日如来の金剛なる悟りの智の働きを示したものです。一切義成就菩薩が一切如来から修行法を授けられ悟りに至るまでの過程、それにより得た智慧を描いています。 現図曼荼羅や立体曼荼羅などの形像曼荼羅という種類の曼荼羅は、修行が十分ではない行者が視覚で実際に触れることで曼荼羅を感じ、曼荼羅行を修める方法として使われました。